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〈朝鮮仏教と私たち 28〉高麗・義天(中)

「続蔵経」4,740余巻の刊行 大覚国師・義天は、海路宋に入って法流をあまねく視察して帰るや、興王寺に教蔵都監を置いて本国と遼、宋、日本にある典籍を蒐集してその目録を作り刊行した。

〈朝鮮仏教と私たち 25〉高麗・太祖王建(下)

「訓要十条」定め、国家を統治 王建の遺した「訓要十条」のうち仏教に関連する部分をみると次のようである。

〈朝鮮仏教と私たち 24〉高麗・太祖王建(中)

全国に500の寺院を建立 王建(877~943)は、混迷の後三国を統一し、民族の悲願である統一を成し遂げ高麗500年の礎を築いた。王建の誕生は新羅末の禅師・道潼(809~898)によって予言されたと伝…

〈朝鮮仏教と私たち 23〉高麗・太祖王建(上)

〝統一国家の偉業は仏恩〟 仏教は三国時代を通じて朝鮮半島に根づき高麗時代を通して朝鮮的な特色を持ち、朝鮮史上最も仏教が隆盛する時代を迎えた。

〈朝鮮仏教と私たち 22〉禅の伝来(下)・九山禅門

新羅末期から高麗初期にかけて成立した禅宗の寺院を九山禅門という。

〈朝鮮仏教と私たち 21〉禅の伝来(中)・道義国師と曹溪宗

人間の主体性を強調 初めて朝鮮に禅を伝えたのは、善徳女王時代に唐で四祖・道信から法を習った法朗であるが、本格的に祖師禅である南宗禅を伝えた最初の人物は、道義国師(生没年未祥)である。朝鮮では道義国師以…

〈朝鮮仏教と私たち 20〉禅の伝来(上)・達磨と慧能

地方の豪族を中心に受容 仏教の流れの中で達磨大師に始まる中国の禅宗は朝鮮で大きく根づいた。

〈朝鮮仏教と私たち 19〉後期新羅の名僧・義湘(下)

海東華厳宗の開祖 義湘(625~702)は海東華厳宗(「華厳経」を根本経典とする朝鮮の宗派)の開祖である。