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〈「4.24教育闘争」の構造的理解のために(中)〉是正と償いの道か、優越感の道か/鄭祐宗

ポツダム宣言をめぐる芦田首相の答弁 香川第1区から25歳で衆議院議員に当選した織田正信は、48年3月29日衆院本会議において、芦田均首相に対する質問を行った。織田議員は「殊にわが国の旧領土の人々や中国…

朝鮮現代史としての「4.24」――70周年に寄せて(上)鄭栄桓

全民族的な広がりの痕跡 「2018年4月24日、高校無償化裁判を闘う朝鮮高校生のために、南北朝鮮・在外の法律家たちが在日同胞と合同弁護団を結成した。昨日、羽田に到着した弁護団は記者会見を開き、民族教育…

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 1〉「4.24」と日本の文学者

「歯を食いしばって、眼をむいて怒っている」 「いま日本に在住しているわれわれ朝鮮人は歯を食いしばつている。眼をむいて怒つている。唇を噛んで泣いている。再びわれわれは、日本の反動支配に襲われようとしてい…

〈4.24教育闘争70周年 3〉「学校は自分たちの家だから」/兵庫・崔鳳稙さん

総聯兵庫・西宮支部の崔鳳稙さん(80)は1948年の4月24日頃、父から「神戸が大変なことになっている」という噂を聞いた。4.24教育闘争の衝撃はすでに県内に広がっていた。 「その噂を聞いた2、3日後…

〈4.24教育闘争70周年 2〉親子3代にわたる民族教育への思い/西東京・金英子さん

東京都小平市で暮らす金英子さん(80)は、1949年、東京第3朝鮮人小学校(現在の東京第3初級)に編入した。5年生だった。 「当時は埼玉県の志木で暮らしていた。戦争中、池袋に爆弾が落とされると、空が真…

〈4.24教育闘争70周年 1〉写真の「少女」の消えぬ追憶/愛知・裵永愛さん

今年は民主主義的民族教育を守った1948年4.24教育闘争から70周年の年輪を刻む意義深い年である。米日当局の弾圧に立ち向かった在日同胞らの熱い闘いは今も、世代を越えて受け継がれている。体験者や3、4…

野外学習会「青山霊園日帰りツアー」

民族教育への思い分かち合う 寒さも幾分和らぎ、ほっこりとした日差しが降り注ぐ2月17日、千葉初中オモニ会学習会の一環として、「青山霊園日帰りツアー」と題した野外学習会が開催された。 青山霊園内にある「…

民族にこだわり、青春を捧げる/留学同京都総合文化公演2018「春の先駆者」

1948年教育闘争70周年記念留学同京都総合文化公演2018「春の先駆者」が2月18日、京都市国際交流会館で行われ、総聯京都府本部・金尚一委員長をはじめとする同胞、日本人士ら約300人が足を運んだ。 …