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映画「東学農民革命―唐辛子とライフル銃」上映会

歴史の直視から信頼関係を 前田憲二監督の長編ドキュメンタリー映画「東学農民革命―唐辛子とライフル銃」の東京上映会が11日、都内で催され約60人が鑑賞した。上映後、前田監督が出演するトークイベントが行わ…

〈特集・東学農民戦争から120年〉相次いだ殺戮命令と膨大な犠牲者/井上勝生

一瞬で山々を埋め尽くした白衣 今から120年前の10月、1894年の秋、日清戦争の平壌の激戦で辛うじて勝った日本軍は、鴨緑江を渡って清国領へ侵入していた。 今日本で、日清戦争は「日本と清国の戦争」と語…

〈特集・東学農民戦争から120年〉日本における甲午農民戦争・甲午改革・日清戦争の研究史/康成銀

1894年、朝鮮で甲午農民戦争、甲午改革、日清戦争が起こった。農民軍と朝鮮政府との間で結ばれた全州和約によって、下からの農民軍改革案と上からの甲午改革が結びついて、自立的な近代化の道が大きく開かれよう…

〈特集・東学農民戦争から120年〉朝鮮史研究の第一人者・中塚明氏に聞く

最大の問題は戦争責任の免責 今年は第一次世界大戦の開戦100周年にあたるが、今日の日本人の歴史認識を根本から問い直すには、その20年前、日清戦争から120年ということを、あらためて自覚することが大切で…

〈特集・東学農民戦争から120年〉「明治日本の植民地支配―北海道から朝鮮へ」/井上勝生著

隠ぺいの歴史、徹底追跡の旅 1995年7月、著者が勤務する北海道大学の古河記念講堂「旧標本庫」に放置されていた6体の頭骨が発見された。その内の1体には「東学党首魁」と墨書されており、添えられていた書付…

〈特集・東学農民戦争から120年〉「東学農民戦争と日本」/中塚明、井上勝生、朴孟洙共著

生々しい「朝鮮人ジェノサイド作戦」 日清戦争時における朝鮮人ジェノサイド作戦の歴史的事実を、最新の研究にもとづき、新史料を交え、生々しく伝える。本書は、井上氏の史料調査の成果を含めて、中塚氏のこれまで…