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2016夏・東アジアワークショップ「記憶を刻む平和の旅」/東アジアの若者集う

“国家・民族を超え、共に記憶する歴史” 北海道で行われた「記憶を刻む平和の旅~朱鞠内、浅茅野、美唄、札幌~」(8月20日~22日)に同行取材した。 戦時中、北海道内には約14万5000人の朝鮮人が強制…

〈民族教育と歌 6〉朝・日歌唱交流をもたらした―꽃파는 처녀(花売る乙女)/金理花

日本社会で熱狂の渦を巻き起こした朝鮮の音楽芸術の代表格といえば、やはり革命歌劇「花売る乙女(꽃파는 처녀)」をおいて他にないのではないだろうか。この作品は、5大革命歌劇としても採用され長年上演されてき…

歌手生活20周年記念/李康樹リサイタル

“想いを声にのせて” 金剛山歌劇団のテノール歌手・李康樹さんが、来る10月12日、東京・銀座ヤマハホールで初のリサイタルをひらく。平壌で行われる「4月の春」芸術祝典、東京シティ・フィルハーモニック管弦…

〈本の紹介〉平和なき「平和主義」/権赫泰著、鄭栄桓訳

憲法は強力な軍事力隠す「麻酔剤」 本書のタイトルにまず、目を奪われた。平和なき「平和主義」ーー戦後日本の思想と運動。いい得て妙である。まさしく戦後71年の日本を一言で表せばこう表現されるのではなかろう…

〈朝鮮紀行《食》 27〉和菓子に劣らぬ朝鮮の餅

朝鮮菓子の代表 朝鮮の菓子の代表と言えば餅であろう。昔から餅はその種類がとても豊富で食生活を潤し、祭事のような特別な日になくてはならない食品である。 主原料である米は食べても飽きがこないばかりか、健康…

〈特集・ウリハッキョの今〉四日市初中/インタビュー・西塚宗郎会長、船橋誠一副会長

熱心に学ぶ子どもたちのために 1978年に発足した「日朝友好三重県民会議」。発足当初から今まで、日朝友好促進とともに、朝鮮学校への助成金増額のための運動を継続的に行ってきた。 同会の船橋誠一副会長は「…

〈特集・ウリハッキョの今〉四日市初中/今も昔も変わらぬ愛校心、“憩いの場守る1人になろう!”

三重県内唯一のウリハッキョである四日市朝鮮初中級学校。近鉄名古屋線・阿倉川駅のホームに降り立つと、線路の向かいにある3階建ての校舎が視界に飛び込んでくる。46年9月、阿倉川の家畜小屋の一角から始まった…

〈特集・ウリハッキョの今〉四日市初中/インタビュー・金正哲さん

学校守りたい一心で 9月18日に行われる同校70周年行事の実行委員長を務める金正哲さん。 「三重県の同胞社会は学校がないと崩壊してしまう」と強い危機感を持ち、2013年に再スタートした県青商会では会長…