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万寿台地区・大同江周辺

万寿台大記念碑(マンスデテキニョムビ)

社会主義朝鮮の中心地 – MAP D2

首都の中心部にある万寿台の丘に建国の父である巨大な金日成主席の銅像と記念塔などからなる万寿台大記念碑がある。社会主義・朝鮮をもっとも象徴する場所だ。

銅像を中心として両側に並立する大記念塔は赤旗をかたどっている。それぞれ抗日革命闘争と社会主義建設の歴史を表現しており、群像の一つひとつが意味をもっている。塔の高さはそれぞれ22.8メートル、群像の高さは平均5メートル、1面の長さ50メートル。銅像の背景には、朝鮮人民が継承している革命伝統を象徴する革命の聖山―白頭山を描いた長さ70メートル、高さ12.85メートルのモザイク壁画がある。2012年4月に金正日総書記の銅像が建てられる。

朝鮮革命博物館(チョソンヒョンミョンパンムルグァン)

革命の歴史を伝える – MAP C2

以前、国立中央解放闘争博物館と呼ばれていた朝鮮革命博物館は、1948年8月に創立、1961年1月13日に朝鮮革命博物館と改称された。現在、万寿台の丘の上にある朝鮮革命博物館は、金日成主席の生誕60周年を記念し1972年4月に新しく建てられた。延べ床面積5万4,000平方メートル。内部には、大会議場と2つの映写室をはじめ、時代や分野ごとに分けられた90余の陳列室がある。すべての部屋を観覧するのに1週間以上かかると言われている。金日成主席の銅像の後ろにあるモザイク画は博物館の壁に描かれたもの。

10万世帯の住宅

建設ラッシュの万寿台地区 – MAP D3

万寿台地区は平壌の中心地で、朝鮮の象徴となっていたチョンリマ(千里馬)銅像や日本の国会議事堂に当たる万寿台議事堂、朝鮮芸術の中心で夜になるとライトアップされた噴水が美しい万寿台芸術劇場など、多くの重要な建物が集中している場所だ。

また、2012年4月の金日成主席生誕100周年を契機に再開発も進められた。中区域や牡丹峰区域の高層マンション建設に続き、2011年5月からは万寿台地区での工事が始まった。同地区のマンションは45階建てのものを中心に14棟が建設中で、90~140平方メートルで部屋は3~5つある。およそ2,700世帯が入居する予定。

ヘルスセンターとスケート場

最新の複合娯楽施設 – MAP D3

万寿台地区を大同江越しにはさんだ青年中央会館の前の新しい観光スポットがヘルスセンターとスケート場。2012年4月に完成予定だ。2つの施設を一つにつないでいる。ヘルスセンターには、さまざまなお風呂と理容室、美容室、食堂などがある。

党創建記念塔(タンチャンゴンキニョムタプ)

天にのびる3つの腕 – MAP D3

朝鮮労働党創建50周年を記念して1995年10月5日に文繍通りに建立された。中心の塔は、朝鮮労働党のマークにもなっている労働者と農民、インテリを象徴するハンマーと鎌、筆をかたどった。それを円形の帯が囲む。帯には朝鮮労働党の歴史が刻まれている。塔の高さも帯の直径も50周年を記念して50メートルになっている。