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〈聴くシンボ〉(2月21日-2月27日)

「聴くシンボ」は、朝鮮新報電子版 DIGITAL SINBOのニュースを音声でお聞きいただけます。同サービスでは、1週間の主要ニュースをピックアップし、毎週日曜日にダイジェストでお届けします。生活のさ…

短編小説「魚のために道をひらこう」9/陳載煥

光をみつけた魚は、またたく間に雲のように群がり寄ってきた。大小さまざまな魚が重なりあってうごめいている。あるものは勢いよく尾びれで水面をたたいてまっすぐ跳ねあがり、あるものはまるで鳥のようなすばしこさ…

短編小説「魚のために道をひらこう」8/陳載煥

人間は河のほとりで生活するようにできている。テソンの心配の種はほかのところにあったのだ。人びとのなかには、ネコのひたいほどの自分の畑は大事にするが、山や河のような貴重な国土が汚され、かえりみられないと…

朴一圭選手、攻守にわたり活躍/J1、J2開幕

サッカー キャプテンマーク巻き/朴一圭・サガン鳥栖 サッカー・Jリーグの2022年シーズンが18日に開幕した。朴一圭選手(GK)が所属するサガン鳥栖(J1)は19日、サンフレッチェ広島とアウェー(エデ…

短編小説「魚のために道をひらこう」7/陳載煥

2章 テソンの後ろからついていくジュンハは、少し行っては足を止め、杖を持ったまま、やれやれと腰をのばし、はるか上流や四方をきょろきょろ見まわしては、またとぼとぼ歩きだすのであった。彼は、しきりに人家を…

短編小説「魚のために道をひらこう」7/陳載煥

2章 テソンの後ろからついていくジュンハは、少し行っては足を止め、杖を持ったまま、やれやれと腰をのばし、はるか上流や四方をきょろきょろ見まわしては、またとぼとぼ歩きだすのであった。彼は、しきりに人家を…

〈聴くシンボ〉(2月14日-2月20日)

「聴くシンボ」は、朝鮮新報電子版 DIGITAL SINBOのニュースを音声でお聞きいただけます。同サービスでは、1週間の主要ニュースをピックアップし、毎週日曜日にダイジェストでお届けします。生活のさ…

短編小説「魚のために道をひらこう」6/陳載煥

こうして二人の間に、15年続いた友情と親愛感がよみがえったかに見えた。 「下流から始めようじゃないか……」 踏査のプランを相談しているとき、ジュンハがこう言いだした。実はテソンは、上流から調査を始めた…