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プロデビュー飾る/J3・韓勇岐

サッカー J1・第24節が7日に行われた。 朴一圭選手が所属するサガン鳥栖はジュビロ磐田と対戦した。スタメン出場した朴選手は、相手に1点も許すことなく、ゴールを守り切り、2-0とチームの勝利に貢献した…

短編小説「海州―下聖からの手紙」18/キム・ビョンフン作、カン・ホイル訳

「ト、トンム、気でも狂ったの!」 ドーンという音とともに私の胸もつぶれるようで、私、反射的に目をつむると叫びました。 「強度試験だよ」 おっとり答えると、もう一つかれはグワーンとたたきつけました。 驚…

在日2世の被爆者が死去

日本社会や在日同胞を取り巻くニューストピックを週に一度、紹介する。 在日2世の被爆者が死去 韓国原爆被害者対策特別委員会委員長の李鐘根さんが7月30日、盲腸がんのため広島県内の自宅で死去した。享年93…

短編小説「海州―下聖からの手紙」17/キム・ビョンフン作、カン・ホイル訳

ところが不意にかれは口をつむると掘り起こした地面をじっと見つめるのです。そしてひざを折ると両手で土をひとすくいしました。 「ミョンヒトンム、いったいこれはどんな土だろう!……」 かれの声は興奮でふるえ…

〈魅惑の朝鮮観光〉平壌ー文化・芸術施設⑬朝鮮芸術映画撮影所

短編小説「海州―下聖からの手紙」16/キム・ビョンフン作、カン・ホイル訳

私はもうすっかりやる気をなくしました。かといって、このまま降りるわけにもいかず、急いで二つの桶をいっぱいにしました。 それから桶を背負ってかれに「入れてちょうだい」と冷たく言いました。するとかれは、盛…

短編小説「海州―下聖からの手紙」15/キム・ビョンフン作、カン・ホイル訳

ランニングシャツ姿のかれは、地面を掘り起こすのに余念がありません。汗まみれの顔がときどき明かりに照らし出されます。かたわらの木枝に上着とカンテラがかけてあり、その下に水桶と天秤棒が置いてありました。 …

短編小説「海州―下聖からの手紙」14/キム・ビョンフン作、カン・ホイル訳

でもかれは、一度作業に出るとまったく別人のようになるのです。つるはしを持つと、顔は輝き、背中はものさしでも当てたかのようにピシッとして、そのりりしい姿は見違えるほどなんです。そしてときにはおどけたりす…