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短編小説「澄んだ朝」10/コ・ビョンサム

軍服を着た青年設計家は、くちびるをふるわせなから顔をふせた。老設計家もこらえきれなかった。かれは息をつくことも話すこともできなかった。全人民にたいするあつい愛情、まるで宇宙を見わたすような最高司令官同…

短編小説「澄んだ朝」8/コ・ビョンサム

すべてがこの部屋に集中していた。最高司令官同志には1秒の時問の余裕もなかった。すべてが緊迫していた。朝鮮の運命をかけた切迫した質問に、即座に勝利の解答をあたえなければならなかった。設計家たちの胸はます…

短編小説「澄んだ朝」7/コ・ビョンサム

ビナロン研究をおし進めたのも、朝鮮を未来に向かって前進させようとする最高司令官同志の情熱とその科学的予見性にもとづいたものである。戦火のもとでも前進運動は継続されねばならず、破壊にうちかつ創造力をもた…

「反撃能力」保有明記へ

日本社会や在日同胞を取り巻くニューストピックを週に一度、紹介する。 沖縄県、ヘイト条例骨子案発表 沖縄県は5日、県内のヘイトスピーチを規制する「沖縄県差別のない人権尊重社会づくり条例(仮称)」の骨子案…

短編小説「澄んだ朝」6/コ・ビョンサム

最高司令官同志は満面に笑をたたえながら一人ひとりの手を握り、椅子をすすめた。設計家たちの中には肩章のあとも鮮やかな軍服姿の青年が一人いた。 「除隊したんですか?」

〈魅惑の朝鮮観光〉平壌ースポーツ施設⑦人民屋外スケートリンク

短編小説「澄んだ朝」5/コ・ビョンサム

まる1世紀を体験したような夜を明かしながらも、本を読む子どもたちの声を聞いた最高司令官同志は、口もとをほころばせてじっと耳を澄ましていた。子どもたちがのびのびと学ぶ学校や、文化宮殿などが建ちならぶ街路…

梁勇基、来季も仙台でプレー

サッカー 来季41歳、精神的支柱として/梁勇基 J2・ベガルタ仙台の梁勇基選手(MF)がクラブとの契約を更新し、来季も仙台でプレーすることが決まった。1日、クラブが発表した。梁選手は今年3年ぶりに古巣…