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短編小説「通信兵」 5/朴雄傑

「線のつなぎ方も知らんで、出て行ったって仕様がなかんべ…」

短編小説「通信兵」 3/朴雄傑

それは大人が子どもをいたわるような態度であったが、南吉には故郷の叔父たちが思いだされてその素朴さがかえってうれしかった。

サッカー界の人種差別行為が物議

日本社会や在日同胞を取り巻くニューストピックを週に一度、紹介する。 サッカー界の人種差別行為が物議 現地時間5月21日に行われた、スペインサッカー1部リーグのバレンシア対レアル・マドリードの1戦で、レ…

短編小説「通信兵」 2/朴雄傑

大隊が防御についたときの高地はまだうっそうとしていて、松やさるなしなどにおおわれていたが、燃えたり掘り返えされたりしていまでは足首が埋まるほどの砂丘に変わってしまった。ところどころ残っている松の木も、…

朝鮮がWHO執行理事国に/投票通じて選出

朝鮮がWHO執行理事国に/投票通じて選出 5月26日にスイス・ジュネーブで開かれた世界保健機関(WHO)総会第76回会議で、朝鮮が新たな執行理事国に選出された。新執行理事国に名を連ねたのは、朝鮮のほか…

短編小説「通信兵」 1/朴雄傑

本作品は、朝鮮戦争時代、敵の砲弾によって切断された電話線を自分の体でつないで中隊が敵の動向を正確に大隊長に知らしめることで我が軍を危機から救い、戦闘を勝利に導いた通信兵の英雄的な姿を描いた作品である。…

〈魅惑の朝鮮観光〉平壌―公園、遊園地⑥中央植物園

短編小説「伜は前線でたたかっている」23/李相鉉

申貞三はみんなに拳銃をふりかざしながら、山の斜面に穴を掘れと命じた。 「はよう掘らんか!」 申貞三は大声でどなりながら空に向けて拳銃をぶっ放した。 そのとき、うしろ手にくくられた萬基爺さんが「治安隊」…