
〈朝鮮の論調〉2009年9月
2009年10月16日 00:00
9月は核問題に関する言動が注目された。国連駐在の朝鮮代表は3日、国連安保理議長あてに書簡を送付。一連の核問題に対する朝鮮の原則的立場と対応措置などについて言及した。24日には国連安保理首脳会議が開かれ…

〈朝鮮の論調〉2009年6月
2009年07月10日 00:00
6月13日、国連安保理は朝鮮に対する「制裁決議」を採択した。朝鮮が自衛的措置の一環として行った2回目の地下核実験を「非難」する内容だ。朝鮮外務省は同日、声明を発表。「制裁」には報復で、「対決」には全面…

〈朝鮮の論調〉2009年5月
2009年06月12日 00:00
5月25日、朝鮮は示唆した通り2回目の地下核実験を行い、成功させた。これを受けて国連安保理は新たな「決議採択」をうんぬんしながら上を下への大騒動。加えて南朝鮮は26日に大量破壊兵器拡散防止構想(PSI…

〈そこが知りたいQ&A〉開城工業地区の存続が騒がれているが
2009年05月29日 00:00
李政権の対応次第、北は特恵を無効に 最近、北南和解協力の象徴として発展してきた開城工業地区事業の様相に変化が見られる。北は、「わが民族同士」の理念に従って南に付与してきた特恵措置を無効とすると宣言した…

〈朝鮮の論調〉2009年4月
2009年05月20日 00:00
4月5日、朝鮮は人工衛星「光明星2号」の打ち上げに成功した。国連安保理は衛星発射を非難する議長声明を14日に採択した。これを受けて朝鮮は同日、6者会談不参加、核抑止力強化の立場を表明した。同日夜には太…

〈経済危機のここに注目 7〉大恐慌の可能性と今後の見通し
2009年05月11日 00:00
リーマン・ブラザーズの破綻処理を契機に一気に世界中に拡散した金融危機のパニックは、実体経済にも波及し深刻な世界同時不況へと連鎖したが、各国政府の銀行への流動性供給や公的資金注入、大規模な景気刺激策など…

〈経済危機のここに注目 6〉「戦後最大の経済危機」の本質
2009年04月27日 00:00
前回まで深刻な経済危機の様相を探ってきたが、今回は経済危機の歴史的意味についてまとめてみたい。 今の金融危機と世界不況のより大きな問題はとりもなおさず、資本主義経済構造そのもののゆきづまりが、はっきり…

〈経済危機のここに注目 5〉新興国にも波及、グローバル危機
2009年04月20日 00:00
今回の経済危機の重要な特徴は先進国だけではなく、新興国にまでその影響が波及していることである。ある意味では新興国の連鎖破綻が危機を一層深刻化させていると言える。 中・東欧を中心とする中小新興国が、相次…