
〈経済危機のここに注目 3〉急速に落ち込む企業景況
2009年03月30日 00:00
世界同時不況が深まるなか、企業の景況が急速に落ち込んでいる。 昨年10~12月期の法人企業統計によると全産業の経常利益が前年同期比64.1%の大幅な減少になった。とりわけ、製造業の落ち込みが激しく94…

〈朝鮮の論調〉2009年2月
2009年03月11日 00:00
米国と南朝鮮の軍事的挑発によって朝鮮半島情勢の緊張が高まる中、朝鮮は人民軍総参謀部スポークスマン声明(1月17日)と祖国平和統一委員会の声明(1月30日)を発表。李明博政権の反北対決政策に対して「全面…

〈朝鮮の論調〉2009年1月
2009年02月12日 00:00
反北対決政策に変化のない李明博政権への「全面対決姿勢」が講じられた。朝・日関係の行方も不透明だ。そんななか、米国でオバマ政権が発足。直接的な言及はまだないが、核問題と朝鮮半島の安全保障問題という朝米間…

〈朝鮮の論調〉2008年11月
2008年12月12日 00:00
北側は南側の対北対決姿勢が危険水位を越えたと判断し、12月1日から軍事境界線を通過する陸路の通行を遮断するなどの「重大措置」を講じている。北南関係はこう着状態を通り越し、断絶状態へと至った。朝・日間も…

〈論考 11〉「ポスト冷戦後」の時代を読む
2008年12月08日 00:00
自主化に向かう世界と朝鮮半島 今、世界が大きく動いている。「ポスト冷戦後(冷戦後の後)」というと同語反復のようだが、文字通り「ポスト冷戦後」というべきターニングポイントを迎えていることを予感させる米国…

〈論考 8〉米国の対朝鮮経済制裁
2008年11月17日 00:00
実施によって不利益あれば解除も 米国は、1950年に朝鮮に対して経済制裁を発動して以来、今日までテロ支援国、共産主義国、ミサイル技術管理レジーム(MTCR)非参加国など、さまざまな理由で幾多の対朝鮮経…

〈朝鮮の論調〉2008年10月
2008年11月14日 00:00
10月11日、米国が朝鮮を「テロ支援国」リストから削除した。10.3合意に記された期限から遅れること約10カ月。米国が合意義務を履行したことにより、近日中の6者会談再開もささやかれている。一方、日本で…

〈論考 7〉危険な経済システム
2008年11月10日 00:00
米国発金融危機をどう見るか 今年9月、全米第4位の大手リーマン・ブラザーズ・ホールディングス(LEH.N)の連邦破産法適用(日本の民事再生法に相当)、全米最大の保険会社AIG(アメリカン・インターナシ…