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〈朝鮮の論調〉2009年8月

8月、朝鮮半島情勢は急旋回した。4日にクリントン元米大統領が訪朝し金正日総書記と会談を行った。10日には南朝鮮の玄貞恩・現代グループ会長が平壌入り。総書記との会見(16日)およびアジア太平洋平和委との…

〈朝鮮の論調〉2009年5月

5月25日、朝鮮は示唆した通り2回目の地下核実験を行い、成功させた。これを受けて国連安保理は新たな「決議採択」をうんぬんしながら上を下への大騒動。加えて南朝鮮は26日に大量破壊兵器拡散防止構想(PSI…

〈そこが知りたいQ&A〉開城工業地区の存続が騒がれているが

李政権の対応次第、北は特恵を無効に 最近、北南和解協力の象徴として発展してきた開城工業地区事業の様相に変化が見られる。北は、「わが民族同士」の理念に従って南に付与してきた特恵措置を無効とすると宣言した…

〈朝鮮の論調〉2009年4月

4月5日、朝鮮は人工衛星「光明星2号」の打ち上げに成功した。国連安保理は衛星発射を非難する議長声明を14日に採択した。これを受けて朝鮮は同日、6者会談不参加、核抑止力強化の立場を表明した。同日夜には太…

〈経済危機のここに注目 7〉大恐慌の可能性と今後の見通し

リーマン・ブラザーズの破綻処理を契機に一気に世界中に拡散した金融危機のパニックは、実体経済にも波及し深刻な世界同時不況へと連鎖したが、各国政府の銀行への流動性供給や公的資金注入、大規模な景気刺激策など…

〈経済危機のここに注目 6〉「戦後最大の経済危機」の本質

前回まで深刻な経済危機の様相を探ってきたが、今回は経済危機の歴史的意味についてまとめてみたい。 今の金融危機と世界不況のより大きな問題はとりもなおさず、資本主義経済構造そのもののゆきづまりが、はっきり…

〈経済危機のここに注目 5〉新興国にも波及、グローバル危機

今回の経済危機の重要な特徴は先進国だけではなく、新興国にまでその影響が波及していることである。ある意味では新興国の連鎖破綻が危機を一層深刻化させていると言える。 中・東欧を中心とする中小新興国が、相次…

〈朝鮮の論調〉2009年3月

3月9~20日まで米・南軍による合同軍事演習が行われた。約2万6千人におよぶ動員兵力、12日間という期間、最先端技術を駆使した兵器使用―そのいずれも最大規模のものだった。また、朝鮮の人工衛星発射通告を…