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外来語の氾濫

新型コロナの感染が始まって2年になる。この間、パンデミックという言葉が日本社会にも定着した。他にもこの数年の間に、ダイバーシティ、インフルエンサー、アジェンダ、エビデンスなどの外来語をよく耳にするよう…

地産地消

10月初旬の福井出張の際、福井市内で同胞が営むそば屋にうかがった。店のこだわりは「地産地消」、使用している食材のほとんどが県産だという。福井は日本有数のそばの実収穫量を誇り、「越前おろしそば」は県の名…

「謎」が氷解したときに

同胞たちが込み上げてくるものがあると、その絵画を愛でたのも無理はない。想像力と好奇心を刺激するその絵への問いは、いつしか自身への問いかけと誇りになっていたのだから

在日文化遺産

月見、秋刀魚、紅葉狩り…いずれも秋の風物詩だが朝鮮民族にとっては「김장」(キムチ漬け)の季節。冬季の野菜不足を補うための伝統的な保存食作りだ。今ごろ、朝鮮半島の街中を白菜を満載したトラックが忙しなく駆…

〈時事エッセー・沈黙の声 16〉「北のミサイル発射」捏造で軍拡企図/浅野健一

兵器開発めぐる自公の二重基準 総選挙の顔を替えるための先の自民党総裁選では、候補4人全員が「弾道ミサイルなどの発射を繰り返す北朝鮮」と繰り返し、抑止力強化で対抗すべきだとして敵基地攻撃能力にも言及した…

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 37〉「創氏改名」への良心と無力/梶山季之①

このところ植民地朝鮮出身の二世作家について集中的に再読しながら、今回は大衆小説作家としてかつて名を馳せた梶山季之(かじやまとしゆき)の朝鮮小説集を読み直してみた。2002年にインパクト出版会より刊行さ…

敬老の日に/李慧娘

札幌には 6 つの分会があり、そのうち私が住んでいる平岡分会には北海道で唯一のウリハッキョがある。同胞たちも自然とここに集まり、今も学校を中心としたにぎやかな同胞コミュニティーがある。そんな平岡分会の…

エスカレーターは立って乗ろう

埼玉県で1日から「埼玉県エスカレーターの安全な利用の促進に関する条例」が成立した。利用者の義務として「立ち止まった状態でエスカレーターを利用しなければならない」としている。立ち止まって利用することを定…