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「新たな基準」は金化郡

軍事境界線付近に位置する五聖山は、朝鮮に対する敵対勢力の圧殺政策が極度に達した1990年代後半、金正日総書記が祖国防衛のために幾度も訪れた場所だ。危険が伴う険しい山は先軍政治の象徴とされる ▼五聖山は…

元気な同胞社会を取り戻す

岐阜初中が今年12月に創立60周年を迎える。同校の創立60周年記念事業の実行委員長を務める郭展明さん(51)は、10年前に行われた「ウリ民族フォーラムin岐阜」で、当時岐阜県青商会の会長として「元気な…

本の虫になりたくて/姜詩那

親が絵本をたくさん与えてくれたおかげか、幼い頃から好んで本を読んできた。本に魅了されたきっかけは、初級部3年の時にクリスマスプレゼントでもらった「ナイチンゲール」。その後、少年探偵物語である「パスワー…

ウィシュマさんの死を最後に

スリランカ人女性のウィシュマさんが今年3月、名古屋入管施設に収容中に亡くなった事件は大きな波紋を呼ぶとともに大きな進展を見せている。入管施設での虐待ともいえる扱い、体調不良を訴えてもまともな治療を受け…

習字の「効果」

「習字」「効果」と検索すると、たくさんの「説」が出てくる。 集中力アップ、右脳の鍛え…はたまたセラピー効果もあるのだとか。 では、朝鮮学校の生徒たちにはどのような「効果」をもたらすのだろう。

統一運動の拡がり

6・15南側委員会と海外側委が4月27日~10月4日に展開してきた共同行動期間が2日の記念大会で締めくくられた。北南当局間対話は断絶が続き、新型コロナパンデミックで民間同士の対面さえも遮断され、悪条件…

〈ゆんすんの散歩道6〉友情は海を越えて

朝大卒業直後、アルバイトで貯めたお金で初めての海外旅行をした。行き先はロサンゼルス。 高3のとき、初めての祖国訪問で、私は平壌祭典に参加した。ウリナラの人と出会うのも初めてだったが、中国、ソ連、米国、…

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 36〉魯迅文学の真髄と可能性/魯迅②

  中野重治は、魯迅について書いた「ある側面」(1956)という文章で、「故郷」の末尾の「希望」「道」について、「明るい言葉として、前途に光明を認めて歩きだすものの合言葉として引用している」…