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〈読書エッセー〉晴講雨読・新旧二つの『現代朝鮮文学選集』/任正爀

読書家にとって作者の署名本は宝物である。筆者の手元にも著者から直接頂いた署名本が何冊かあるが、それらはその方々との交流を示す記念品でもある。また自分に宛てられたものでなくても、署名本は作者の思いを感じ…

〈ウリマルの泉(우리 말의 샘) 20〉学生祖国訪問団を引率する①(학생조국방문단을 인솔하다)

朝大生が本格的に祖国を訪問するようになったのは1980年からである。それから10年間、朝大生は毎年1カ月間、平壌をはじめ白頭山、金剛山、開城、板門店などを参観・見学しながら祖国の慈愛深い愛を胸に刻んだ…

〈ものがたりの中の女性たち 52〉理想の婿と嫁/申?の亡き息子の夫人

あらすじ 判書申銋(シンイム)は人を見る目がある。彼の亡き息子の嫁が、娘の婿を探してほしいと言う。嫁の言う条件に申銋は、そんな好条件の婿は探してもすぐには見つからないと笑う。ある日、遊んでいる子どもた…

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 39〉見返され、はね返される植民者の欲望/梶山季之②

「族譜」(1961)で、「創氏改名」を題材に植民地官僚機構の末端で働く日本人役人の良心と苦悩を描いた梶山季之は、自身の植民地朝鮮への愛着と良心と正義感が、結局無力に終わる虚しさと悲しみをかみしめる作品…

今年も続いた差別・弾圧

在日朝鮮人に対する差別や弾圧が相変わらず続いた今年。本紙でもそれらの問題にも多くの紙面を割かなければならなかった。本紙ホームページのアクセス数が多かったものの中でそれに関する記事を挙げてみる。

満点超え

「ウリ民族フォーラム2021 in 東京足立」が有終の美を飾った

冬至小豆粥

今日は暦の上での冬至である。二十四節気の一つで、1年で最も太陽が出ている時間が短く、夜が長い一日のことだ。この日を境に寒さが厳しさを増すとされ、日本ではカボチャを食べたり柚子湯に入ったりして無病息災を…

やるか、やらないか

3~5日にかけて「ミレロフェスティバル」が行われた。発起人はJリーグ・横浜FCに所属する韓浩康選手だ。北海道から九州まで各地の朝高サッカー部から選抜された選手らが集結し、朝高選抜チームを結成。朝鮮大学…