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〈時事エッセー・沈黙の声 54〉米国の責任不問・朝鮮人被爆者除外の被団協/浅野健一

ノーベル平和賞の「反ロ」政治利用 日本原水爆被害者団体協議会(被団協)へのノーベル平和賞授賞式が10日、ノルウェーのオスロで行われた。長崎で被爆して親族5人を亡くした田中熙巳(てるみ)代表(92)の演…

大同江ビアホールの写真

平壌のニュータウン・林興通りにオープンした和盛大同江ビアホールの一角に目を引く1枚の写真がある。写真の主人公は、豪快にジョッキを傾ける大阪の同胞たちだ

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 72〉森村誠一「笹の墓標」

犠牲者の宿怨、未来世代の宿題 11月のはじめ、北海道初中高級学校にて開催された第24回日朝教育シンポジウムに筆者はパネラーとして招かれた。朝鮮学校と日本学校の教員、関係者約200名が一堂に会し、北海道…

平壌ホテルとソルマジ公演

ソルマジ(迎春)公演に参加する児童・生徒たちが日本を発った後、平壌から届く第一報は、決まって子どもたちが平壌ホテルのエントランスでスタッフたちから歓迎を受ける場面だった。お馴染みの光景が5年ぶりに再現…

〈西宮SEASIDE支部物語 4〉新報と共に届けたまっすぐな想い/趙利寛

居酒屋に呼び出された3人の若者たちは、いつもの冗談が始まったと笑いながら話を聞いていた。「なあ、西宮でシンボ革命起こせへんか?」。 3人の若者たちは、今もそして次世代も西宮支部の中核を担ってくれるであ…

【寄稿】全国弁護士フォーラム2024 IN広島に携わって/黄英世

明るい光が差し込む未来を 2024年11月9日、「朝鮮学校を支援する全国弁護士フォーラム2024 IN広島」が広島初中高で開催された。このフォーラムは、朝鮮学校無償化裁判を通じて築かれた法律家のネット…

〈学美の世界 69〉線画に見られる児童の造形的成長/姜泰成

子どもの造形活動には年齢とともに顕著な成長の段階が見られる。特に、線画における表現の変化は、感覚的な表現から構造的・概念的な表現への移行を示す重要な手がかりとなる。ここでは、初級部1、4、6年生の作品…

【投稿】至福の3日間/張弘順

学生中央芸術コンクールを観覧して 久々に大満足の贅沢な3日間を過ごした。 音楽大好き、ウリハッキョ大好きの長女に誘われて、第56回在日朝鮮学生中央芸術コンクール(10月24~26日、東京)を満喫しに行…