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米国の覇権と国連

国連の舞台で米国の覇権がますます通用しなくなっている。国連安保理でパレスチナ・ガザ地区の即時停戦を求める決議案が初めて可決された。イスラエルを庇護し、昨年来、決議案採択に反対してきた米国は、各国の批判…

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 65〉世界の奈落における読書案内③

抵抗としての、「聞く」こと、「書く」こと 人倫の臨界、言語の限界、人文学(ヒューマニズム)の切り捨てが進行するさなかで、佐藤泉『死政治の精神史 「聞き書き」と抵抗の文学』(青土社、2023年)を読む。…

〈朝大専門家の深読み経済8〉企業の目的「利益の先の何か」(上)/趙丹

2005年に発足した在日本朝鮮社会科学者協会(社協)朝鮮大学校支部・経済経営研究部会は、十数年にわたって定期的に研究会を開いています。本欄では、研究会メンバーが報告した内容を中心に、日本経済や世界経済…

〈読書エッセー〉晴講雨読・シーボルトの研究報告『朝鮮』/任正爀

江戸時代に日本は鎖国していたが、例外が朝鮮と中国、オランダである。周知のようにオランダとは長崎を通じて貿易を行っていた。出島のオランダ商館には多数の西洋人が滞在したが、そのなかでもっとも有名な人物はお…

〈時事エッセー・沈黙の声 45〉在日2世の金聖雄監督「アリランラプソディ」/浅野健一

非戦・差別反対を訴えるハルモニたち 東京・田端にあるシネマ・チュプキ・タバタで15日、「アリラン ラプソディ〜海を越えたハルモニたち〜」(125分、2023年)を見た。「獄友」など冤罪をテーマとした作…

〈学美の世界62〉0歳児の模索と試行錯誤/琴善鈞

時に表現者として、時に鑑賞者として学美と関わり続けてきた筆者だが、2022年度に茨城初中高の図工美術教員に赴任してからは、児童、生徒たちの助言者、そして審査員という新たな立場で学美に携わることとなった…

対外活動の拡大

朝鮮が積極的な対外活動を展開し、各国との関係強化を図っている。1月、外相がロシアを訪問し、ウガンダで行われた非同盟諸国首脳会議と南首脳会議に参加した政府特使が各国首脳と会い両国関係を発展させていく意思…

〈まるわかり! 法律で知る朝鮮8〉核武力政策の法制化に見る朝鮮社会の実情/李泰一

■はじめに