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〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 64〉世界の奈落における読書案内②

「応答せよ」と呼びかける力、希望 すでに本紙で詳しい紹介記事が出たが、過日、朝鮮大学校では文学作品読書会企画「朝大文学カフェ」にて、岡真理さん(アラブ文学者・早大教授)をお招きし、パレスチナ人作家ガッ…

〈読書エッセー〉晴講雨読・小説『四千万歩の男』と『金正浩』(下)/任正爀

19世紀の地理学者・金正浩は、『大東輿地図』の製作者として広く知られている。『大東輿地図』は、近代以前の最も正確な朝鮮地図で、全国を南北に22に分けて東西を横に折り込むようにして作られている(よく知ら…

〈学美の世界61〉有限な生命を燃焼する無限な生き方/康貞淑

 生き物に魅せられそれらの特徴を語る子どもたちは、表層の形や色を描きながら、目に見えない深層の多様性を無意識のうちに捉えているかもしれない。書類上の属性ではない、価値観などのパーソナリティーは視認でき…

〈トンポの暮らしを支える/こちら同胞法律・生活センターです!43〉外国人を雇用する際の注意点について

新型コロナの5類移行後は経済活動が活発になり、外国人の観光客が多く日本を訪れるようになりました。そのような中でインバウンド関連の事業を営む飲食店などは客足も戻ってきているものと思われますが、飲食店など…

〈時事エッセー・沈黙の声 44〉群馬追悼碑破壊は犠牲者へ虐殺再犯/浅野健一

主犯は最高裁・高裁の裁判官らと県知事 2月9日、群馬県高崎市の県立公園「群馬の森」に2004年4月建立された朝鮮人追悼碑が群馬県(山本一太知事)の行政代執行によって無残に撤去された跡地に立った。追悼碑…

〈ものがたりの中の女性たち76〉「退治する方法は私たちが知っています」―三公主

あらすじ むかし、アグィ(餓鬼)鬼神という大盗賊がいた。度々都に現れては美女を攫っていく。あるとき、王の娘である三人の公主が被害に遭う。王は鬼神討伐の案を臣下に募るが誰も名乗り出ない。王が、公主救出の…

〈まるわかり! 法律で知る朝鮮7〉住宅法から見る朝鮮社会の実情/李泰一

法制定の背景、内容と特徴 ■はじめに 朝鮮の住宅法は、2009年に制定され、以降7回にわたって修正・補足されている。とりわけ金正恩時代(12年〜)に入ってからは5回修正・補足(12、14、16、20、…

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 63〉現代の奈落における読書案内①

現代の奈落で文学を読む 能登半島地震とともに新しい年が明けた。発災直後からこの1カ月、救助、救援対策において、公助は崩壊し、共助が叩かれ、自助任せの一方で、私利、利権や戦争体制には莫大なカネがめぐる、…

〈読書エッセー〉晴講雨読・小説『四千万歩の男』と『金正浩』(上)/任正爀

近代以前の朝鮮と日本で、最も正確な地図を作成した人物はよく知られているように金正浩と伊能忠敬で、小説の主人公にもなっている。カン・ハㇰテ『金正浩』と井上ひさし『四千万歩の男』がそれである。 歴史小説と…

〈学美の世界60〉多種多様な表現/金洸秀

この世界で約80億という人間が生きているが、全く同じ人間が存在しないように、絵による表現も80億、粘土による表現も80億と、色々な形の表現がまるで生き物のように存在している。人類が誕生し、他人とコミュ…