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〈シンポ「現代日本の排外主義にどう立ち向かうか」(1)〉京都第1襲撃事件とヘイト・スピーチ/金尚均・龍谷大学教授

シンポジウム「現代日本の排外主義にどう立ち向かうか〜ヘイト・スピーチ、歴史修正主義、民族教育を考える」(在日本朝鮮人人権協会主催、2月28日、東医健保会館)で行った3人のパネリストの発言(要旨)は次の…

〈シンポ「現代日本の排外主義にどう立ち向かうか」(2)〉「上からの排外主義」と同胞の権利/鄭栄桓・明治学院大学准教授

東京の新大久保や大阪の鶴橋で「朝鮮人を殺せ」と叫ぶ在特会の問題がクローズアップされた。街頭で特定の民族を殺せと叫ぶ行為は当然問題視されるべきだろう。 しかしこれが、街頭で人を罵り叫ぶことに矮小化され、…

〈シンポ「現代日本の排外主義にどう立ち向かうか」(3)〉人種差別撤廃と民族教育権/板垣竜太・同志社大学教授

91年ソ連崩壊後の世界的な脱冷戦の流れの中で、日本では日本軍「慰安婦」問題解決への世論が急速に広まり、日朝国交正常化交渉も進んでいった。歴史修正主義は、このような一連の動きに対する反動という形で「新し…

〈ダウン症のわが子と民族教育 3〉高校進学の不安

9年間お世話になった東京第4初中の卒業を控え、息子の進学問題に気を揉んでいたのはどうやら親だけのようだった。 当の息子は当然のようにみんなが進む東京朝鮮中高級学校に行くことを決めていた。

家族、ボランティア、当事者の手記/ムジゲ会発足20周年記念誌

「ムジゲ会」の発足から20年を記念して、その歩みを記した記念誌(A4・68ページ)が発刊された。 記念誌には、ムジゲ会の年表、申桃順会長のあいさつ他、親の手記を中心に、姉妹、ボランティア、特別支援学級…

〈ダウン症のわが子と民族教育 1〉是非ともわが校へ!

1999年、私の母校でもある東京朝鮮第4初中級学校(東京都足立区)の門をくぐった息子が、2011年に高校を卒業した。 桜の花咲く春うららかな入学式の日が昨日のことのようなのに、社会に飛び立つ日がもう来…

〈除外から5年〉「無償化」問題の現在地(中)

国際社会から厳しい批判 「『高校無償化』のために現在提案されている立法提案から朝鮮学校を排除するべきことを提案している政治家の態度」について懸念を表する―「無償化」制度施行を目前に控えた2010年3月…

〈除外から5年〉「無償化」問題の現在地(上)

先延ばしの末に省令改悪 「すべての意志ある若者が安心して勉学に打ち込める社会をつくるために、家庭の教育費負担を軽減」するという趣旨のもと、2010年4月より施行された「高校無償化」制度。各種学校である…

多彩な遊びで大盛況/大阪ムジゲ会のクリスマス会

大阪ムジゲ会のクリスマス会が2014年12月21日、生野区民センターで行われ、趙知華会長をはじめ役員、会員家族、ボランティアスタッフ(朝青、留学同、大阪蹴球団、大阪朝高サッカー部3年生)、京都、愛知か…

人種差別許さない社会を/最高裁決定で弁護団がコメント

在特会の会員らによヘイトスピーチ(差別的憎悪表現)をめぐる訴訟で、在特会側の上告を退けた最高裁決定に対して、10日、学校法人京都朝鮮学園・弁護団は「人種差別を許さない社会を作っていく取り組みを一層加速…