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第34回「コッソンイ」作文コンクール、入選95編

学校生活、被災地への思いなど 朝鮮語で素直に表現 朝鮮学校に通う初・中・高級部の児童・生徒たちを対象に、1978年から毎年行われている「コッソンイ(寡勺戚=花房)」作文コンクール(主催=朝鮮新報社)の…

〈子ども美術館 15〉優秀賞「お正月」(クレヨン)

西東京朝鮮第2初級学校・初級部3年 鄭京香 在日同胞の家庭で行われている祭祀を素直に表現した生活画である。 お正月に親せき一同が集まる中、ハラボジ(祖父)、ハルモニ(祖母)にクンヂョル(お辞儀)をあげ…

〈子ども美術館 14〉学美賞「最悪と最高の春」(水彩)

中大阪朝鮮初級学校・初級部3年 李悠瑋 春の暖かい日差しの中をまっしぐらに駆け抜ける主人公が真ん中に描かれている。 勢いある筆致で描かれた空、全体に散りばめられた無数の光、画面からは疾走感と躍動感、ま…

〈子ども美術館 13〉学美賞「今日の天気は? ジャンケンポン」(水彩)

群馬朝鮮初中級学校・初級部3年 李聖蘭 空の番人である太陽、雨、雲、雷が「ジャンケン」で天気を決めるという、子どもの純朴な発想が観る者の気持ちを温かくする。 さまざまな天気の色に染められた透明な空が自…

〈子ども美術館 12〉学美賞「学芸会」(水彩、クレヨン)

千葉朝鮮初中級学校・初級部3年 李杏球 子どもが学芸会で感じたこと-。それは、いろんな音であり、リズムであり、人との出会いであっただろう。 色遊びで置かれたさまざまな点は、音符のようであり、ボールや人…

〈子ども美術館 11〉優秀賞「人気のないラーメン屋さん」(クレヨン、水彩)

東京朝鮮第1初中級学校・初級部3年 金成泰 ラーメンどんぶりのロボットとその上でスープを注ぐロボットが店で黙々と働いている。 評判が悪いのか頭の上で一生懸命作るラーメンを食べてくれる人は一人もいない。…

〈子ども美術館 10〉優秀賞「くじらとくらげ」(クレヨン、水彩)

東京朝鮮第6初級学校・初級部2年 康悠真 海が大好きなのだろう。 生き物を迷いのないタッチで一心不乱に描く児童の指先から、無数のくらげと大きな鯨が次々と生まれ出てきた。 エネルギッシュに描かれた生き物…

〈子ども美術館 9〉優秀賞「妹が生まれた」(水彩)

新潟朝鮮初中級学校・初級部2年 劉煌渭 画面中央、存在感ある赤ちゃんがこの絵の主人公だ。 ぺらぺらになった体とは対照的に、わが子を抱える母の腕はしっかりと描かれている。そこへ慌てて駆けつける父。 医者…

〈子ども美術館 8〉優秀賞「赤いオオカミ」(水彩)

尼崎朝鮮初中級学校・初級部2年 魯蒼生 稲妻走る嵐の中、肉をくわえるオオカミを大胆な筆遣いで描いている。 白く描かれた目やまつげ、点々と描かれた毛並みも魅力的だ。 雷に打たれても肉を放さない野生の強さ…

〈子ども美術館 7〉学美賞「おしゃべりするおばあさん」(クレヨン)

群馬朝鮮初中級学校・初級部2年 尹志遠 ステンシルの技法を生かした作品だ。 画面中央にでき上がった2つの形からイメージしたのは、お茶とともに「そうなのよー」とペチャクチャ仲良くおしゃべりしているハルモ…