第23回極美展、学美―東京展企画展示作品が展示
2017年10月02日 16:28
“朝鮮の子どもたちの絵に巡り合う” 一般社団法人「新極美術協会」が主催する第23回全国公募極美展が9月28日から5日まで、東京・上野の東京都美術館で開催された。
佐川亜紀詩集「さんざめく種」をよむ/鋭敏な詩人的感覚で社会の不条理を剔抉
2017年09月27日 15:36
この詩集は全4部で29編の詩と「後書」から成り立っている。いずれの作品も北東アジア的視点から今日の日本社会の不条理を、鋭敏な詩人的感覚で剔抉(ていけつ)したアンガージュマン(政治的・社会的参与)の精神…
代を継ぎ、同胞社会を照らす/脈々と流れる広島の芸術精神
2017年09月15日 11:59
広島朝鮮歌舞団結成50周年、文芸同広島支部創設25周年を記念する広島初中高チャリティー公演「広島芸術祭2017」(9日、広島市・アステールプラザ)は参加者1000余人で大盛況に終わった。 広島の同胞芸…
先代のように強く「生きる」/広島で歌舞団50周年、文芸同25周年記念芸術祭
2017年09月12日 17:03
1,000余人で大盛況 広島朝鮮歌舞団創団50周年、文芸同広島支部創立25周年を記念する広島初中高チャリティー公演「広島芸術祭2017」が9日、広島市のアステールプラザで行われた。実行委員会の共同代表…
本場の空気、技術に触れる/祖国での通信受講制度
2017年08月31日 14:01
【平壌発=黄理愛】日本各地にある朝鮮学校の高級部生徒たちが、民族芸術を本場・朝鮮で学ぶ通信受講制度。26回目となる今年は36人の受講生が参加した。受講を希望し審査に合格した生徒らは、高級部1年からの3…
弱さ受け止め「今」と向き合う/神奈川中高アート集団「오늘-Onuru」の初展示「自己検閲」
2017年08月23日 11:11
「成長とともに増えていく『常識』・『一般論』そして世間の目。型にはまっていく私。ふと、何にもとらわれず、自由に、のびのびと生きるその姿が、うらやましく感じた」(権景安「わたしと、」キャプションから) …
〈人・サラム・HUMAN〉「民楽」団員・タンソ奏者/許貴広さん
2017年08月21日 11:48
幼い頃から音楽に囲まれた生活を送ってきた。「両親が音楽好きで、朝鮮の歌や日本の歌が、家の中によく流れていた」。 初級部時代に始めた民族楽器とは、もはや切っても切れない関係となった。民族楽器重奏団「民楽…
文芸同東京書芸部、第21回ハングル書芸作品展
2017年08月02日 15:39
南北を自由に行き来したい 文芸同東京書芸部の第21回ハングル書芸作品展が7月28~30日まで、東京・千代田区の日本教育会館一ツ橋画廊で開かれた(写真)。 展示会には、16人のハングルと漢字による書芸作…
朝鮮の伝統工芸を生活に/女性同盟東京・文千支部 民俗手芸教室
2017年07月31日 15:41
朝鮮の伝統工芸を身近なものにしようと、女性同盟東京・文千支部では、昨年6月「民族手芸教室」を立ち上げ活動してきた。7月2日、3回目となる教室では、朝鮮の伝統的な「韓紙」を使って小物入れづくりにチャレン…
〈民族教育と歌〉連載を終えて/金理花
2017年07月27日 14:39
音楽を通じた民族教育。これを誰よりも早く、そして精力的におこなった在日朝鮮人は間違いなく張飛氏であった。氏は「解放」直後から朝聯の音楽活動を牽引し、朝聯強制解散後の時代も、アコーディオンを背負って全国…