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【寄稿】詩人はどのような3.1詩を創作したか/卞宰洙

3.1独立運動と詩的営為 ブルジョア民族主義運動を止揚(しよう)して独立軍運動を発展させ、ひいては金日成将軍率いる十五星霜の抗日戦争勝利へとつながった3.1独立運動は世界に比類なきスケールで闘われた。…

〈学美の世界 5〉表現は、軽やかに越境する/金明和

学美は、技術や規範に囚われるのではなく、子どもが自らの体験や社会と向き合い感じ考えたことを表現する「子どもの自己決定」の場である。 表現とは本来、自分以外の他者と分かち合うことのない、一般化されない自…

【寄稿】冬の日のある夕べの音楽会―盧相鉉ピアノ演奏会に招かれて―

先日(1月23日)の夕方、東京・立川で「第23回朝鮮大学校教育学部音楽科在学生・卒業生合同音楽会」という催しがあり、寒い中を、招待状を手に出かけた。 プログラムによれば、パートⅡが「盧相鉉ピアノ演奏会…

在日同胞にとってチョゴリとは/一人芝居「チマチョゴリ」、東京第4で

大阪を中心に活動する劇団タルオルムの一人芝居「チマチョゴリ」(作・演出:金民樹)が2月1日、東京朝鮮第4初中級学校(足立区)で行われ、足を運んだ。 「チマチョゴリ」は、1990年代に起こった朝鮮学校に…

〈学美の世界 4〉心をつかむ自己決定の産物/玄明淑

各地を巡回する学美地方展には、ウリハッキョの保護者はもちろん、地域同胞や朝鮮学校を支えてくださるたくさんの日本の友人、日本学校の先生方、近年は南朝鮮からも足を運んでくださる方が多い。会場に入るなり画一…

〈学美の世界 3〉作品に子どもの視点とパワー/金洸秀

毎年、学生美術展の審査で子どもたちの作品に触れ、ものすごいパワーとエネルギーを感じ、作品を作る子どもたちの創造力には驚かされることばかりだ。大人とはちがう子どもの視点はするどく、感じたことや思ったこと…

写真家・金仁淑さんの作品展示/愛について~東京都写真美術館写真展~ 

10月2日から11月25日まで、東京都写真美術館で写真展「愛について アジアン・コンテンポラリー」(企画=笠原美智子ブリヂストン美術館副館長・前東京都写真美術館事業企画課長)が開催された。アジア各国の…

学美・東京展/企画展「わたしの街へおいでよ」

埼玉会館で11月28日から12月2日、第47回在日朝鮮学生美術展覧会(GAKUBI)―東京展が開催された。全国1万800余点の応募作品のうち東京、西東京、埼玉の朝鮮幼稚園から高級部までの子どもたちの入…

〈若きアーティストたち 141〉ベリーダンサー/宋京美さん

艶やかで情感豊かな曲線描く/”人ができない、やらないものを” 世界で最も古い踊りの一つとされ、近年人気の習い事として注目されるベリーダンス。中東で発展したダンススタイルの総称ベリーは腹部を意味し、女神…

【追悼詩】忘れない あなたの眼差しを/許玉汝

知りませんでした 淳さん あなたがどこで生まれどこで育ったのか   知りませんでした 本当に あなたの好きな食べ物、趣味が何なのかさえ   でも 淳さん これだけは知っています &…