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劇団アランサムセの30年/結成30+1周年公演「リプレイ」上演

劇団アランサムセが昨年、結成30周年を迎えた。来る6月20日から23日にかけて、結成30+1周年公演「リプレイ」が上演される。劇団の歩みと記念公演の見どころについて紹介する。

〈本の紹介〉鄭日鮮歌集「生きて来たりぬ」

在日朝鮮人のルーツと人生 この歌集の作者である鄭日鮮さんは、1930年に和歌山県で生まれた在日2世。 1世であった両親とは10代半ばで死別し、多くのことを直接聞くことはできなかったという。彼女の両親は…

朝高で叶える夢/神戸朝高生が国際フルートコンクール優勝

国内最高クラスの大会で快挙 5月2~6日にかけて滋賀県高島市で行われた「第24回びわ湖国際フルートコンクール」のジュニア部門で、神戸朝高吹奏楽部の成希蘭さん(3年)が優勝した。大会には日本各地の高校生…

〈学美の世界 8〉子どもたちの表現力に嫉妬する/姜泰成

児童・生徒たちの表現力にはいつも驚かされる。 ありふれた日常の中から特別を生み出す力は簡単に備わるものではない。 しかし、図工、美術の時間の児童・生徒たちはいとも簡単にやってのけてしまう。 授業を行い…

日常の思いを鮮やかに描く/在日コリアン女流美術展「パラムピッ2019」

在日コリアン女流美術展「パラムピッ2019」(以下、「パラムピッ」)が2日から6日まで東京都・品川区民ギャラリーにて開催された。「パラムピッ」は関東近郊に住む在日同胞女性のグループ美術展で、メンバーは…

民族芸術の道標として/朴正文&生徒作品選抜展

上野の森美術館で朴正文&生徒作品選抜展(4月20~24日、主催=アートジャーナル社、上野の森美術館)が開催された。5日間の開催期間中、総聯中央の許宗萬議長をはじめ、延べ4200人を超える人々が在日同胞…

〈学美の世界 7〉「それでいい」から生まれる作品たち/李民花

「それでいいんだよ。ここにいていいんだよ」。どこか聞き覚えのある某漫画キャラクターの常套句のようだ。学生美術展はこの言葉のように、多様な「個」を「それでいい」と祝福し肯定する。 展覧会で「これっていい…

「語り継ぐ朝鮮の美」/高麗美術館で朝鮮王朝末期の作品展

作品展「朝鮮王朝末期の輝き『語り継ぐ朝鮮の美』」が高麗美術館(京都市北区)で4月1日から開催されている。 同展では1392年から1910年にかけて519年存続した朝鮮王朝の末期(19世紀末~20世紀)…

「迫真の演技」「心に響いた」/京都で劇団石公演「キャラメル」

性奴隷被害者の人生を舞台化 劇団石(トル)によるひとり芝居「キャラメル」(主催:「日本軍『慰安婦』問題を記憶・継承する会・京都」)が3月30日、龍谷大学アバンティ響都ホール(京都市)で行われ、同胞や日…

〈学美の世界 6〉子どもと教師の「信」と「愛」の世界/郭栄姫

在日朝鮮学生美術展は、朝鮮学校で学ぶ児童・生徒の姿が可視化された誇り高い作品展だ。30余年、美術教育に携わってきた私は、時代と共に移り変わる子どもたちの感性、表現に毎回、舌を巻くばかりだ。見せる側と見…