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‟一番の成果は後継者を育てたこと″/岡山で「喜寿記念 韓静資書芸展」開催

5~11日にかけて岡山県・倉敷市内の水島公民館で行われた「喜寿記念 韓静資書芸展」には延べ350人の来場者が詰め寄り、韓静資さん(77)がこれまで歩んできた書芸人生での功績と、喜寿を共に祝した。 自身…

民族書芸に没頭、30年の集大成/岡山で韓静資さんの喜寿を祝し書芸展

広島初中高、岡山初中で30年間にわたり民族書芸を教えてきた韓静資さん(77)の喜寿を記念した書芸展が、5~11日にかけて岡山県倉敷市内にある水島公民館で開催された。 会場には、韓さんがこれまで書いた5…

【読者プレゼント】親ガチャの哲学

戸谷洋志 著 「親ガチャ」という言葉は近年、若者の間で瞬く間に広がった。人は生まれてくる時代も場所も、家庭環境も選ぶことはできない。そうした出生の偶然性に始まる人生への諦観を著者は「親ガチャ的厭世観」…

【読者プレゼント】ハイファに戻って/太陽の男たち

ガッサーン・カナファーニー 著 黒田寿郎/奴田原睦明 訳 著者であるガッサーン・カナファーニーは1936年にパレスチナに生まれるも難民となり、パレスチナ解放運動に携わった。そして、小説、戯曲を執筆する…

歌をもって「真実」を伝える/「無窮花の園」著者・安川寿之輔さんインタビュー

2022年7月に出版された『朴貞花第二歌集 無窮花の園』は、在日朝鮮歌人・朴貞花さん(85)の作品と、日本近現代社会思想史研究者である安川寿之輔さん(89)の解説で構成された。本書の共著者である安川さ…

【読者プレゼント】大学生がレイシズムに向き合って考えてみた

貴堂嘉之 監修 一橋大学社会学部貴堂ゼミ生&院ゼミ生有志 著 米国における人種差別、レイシズム是正への課題は諸外国のみならず日本も深く関係している。 本書は、BLM(米国で始まった人種差別抗議運動)に…

【読者プレゼント】13歳から考えるハンセン病問題

江連恭弘、佐久間健 監修 新型コロナウイルスが流行した際、感染者やその家族に向けられたバッシングは数え切れないほどだった。それに対し、当時のハンセン病回復者たちからは、自分たちがこれまで差別されてきた…

【読者プレゼント】教養としての生成AI

清水亮 著 米国や日本などでは文章や画像を自動で作成する生成AIが民間に普及され、フェイクニュースへの悪用、労働市場への影響などのリスクを憂慮する声があがっている。 本書は生成AI が登場するに至った…

〈今月の映画紹介〉カラーパープル/ブリッツ・バザウーレ監督

映像美が魅せる“私らしい生き方” 「今月の映画紹介」では、上映中または近日公開予定の注目映画を、月に1度、紹介します。 世界を驚かせた名作が、ミュージカルとしてスクリーンに蘇った。原作は、アフリカ系ア…

【読者プレゼント】検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?

小野寺拓也、田野大輔 共著 ウクライナを筆頭に、ナチスを賛美する「ネオナチ」(極右思想・運動を意味)が台頭している。昨年9月にはカナダ議会で第2次大戦中にユダヤ人大量虐殺に関わったナチスの退役軍人が「…