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〈朝鮮民族の美 26〉新羅の牛(5~6世紀、新羅土器)

まことに堂々たる姿である。胴はあくまで大きく、それをしっかり大地を踏みしめる四肢が支える。太く伸びた首に支えられる頭はむしろ小さく感じられる。

壬辰戦争勃発420年、平壌で社会科学部門討論会

朝鮮中央通信によると、壬辰戦争(1952-1598)の勃発から420年になるのと関連した社会科学部門の討論会が8日、平壌で行われた。

〈朝鮮民族の美 25〉狩猟文肩あて(三国時代 青銅製)

朝鮮半島に青銅器と共に無文土器(模様のない土器)が出現するのは、紀元前7~6世紀の頃であろうと言われる。それはシベリア地方の北方民族の移住あるいは交渉によって、もたらされたと言われている。

真心込めた美しい歳月、第30回高麗野遊会

埼玉県日高市の高麗神社を訪ねる第30回高麗野遊会が13日、行われ、在日同胞、朝鮮大学校の学生と歴史愛好家の日本市民ら230余人が参加した。

群馬県で強制連行犠牲者を追悼、「記憶 反省 そして友好」追悼碑

追悼碑建てた市民の思い広め 日本の植民地時代に強制連行され過酷な労働を強いられて群馬県内で犠牲になった朝鮮人を追悼する集会が4月21日、群馬県立公園「群馬の森」にある「記憶 反省 そして友好」の追悼碑…

〈朝鮮仏教と私たち 32〉高麗・一然(上)

「三国遺事」を著した歴史家 一然禅師(1206-1289)は高麗中期、元の侵入による国難の時代に生きた禅僧である。「三国遺事」5巻を仏教者の目で執筆した歴史家として名高い。一然和尚は、九山禅門・迦智山…

〈朝鮮民族の美 24〉粉青沙器 井戸茶碗 銘喜左衛門(15世紀)

日本の茶の湯の茶碗を代表するものに高麗茶碗、中でも井戸茶碗と言われる一群の名器が存在する。

〈朝鮮仏教と私たち 31〉高麗・知訥(下)

心を磨いてこそ苦悩克服 仏日普照国師・知訥は曹溪宗中興の祖であり、朝鮮の禅宗を確立し高麗時代に光を放った僧である。  禅の思想はすでに元暁の思想においても底流を成しているが中国の禅思想が朝鮮に入ってく…

モニカ・フェルトンとWIDFの朝鮮戦争真相調査団(下)

「アジア現代女性史研究会」代表の藤目ゆきさんに聞く 朝鮮の戦禍を世界に知らせようとするモニカのあついその決意。それを最初に実行したのは、朝鮮からの帰途、モスクワで飛行機の便を持っていた51年6月初めの…

〈続・朝鮮史を駆け抜けた女性たち 39〉弟の敵を許さず-何氏夫人(18世紀?)

早くに母を亡くし 今も昔も相続にまつわる興味深い話は多い。 18世紀の朝鮮王朝時代、成均館の儒生だった任敬周(イム・ギョンジュ)は、自著「靑川子(チョンチョンジャ)稿」に「何氏女傳」と題して、夫に弟を…