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〈朝鮮歴史人物〉隋の大軍を撃退した乙支文徳(5)

隋軍との最初の戦闘は612年3月、武厲邏(大凌河の東側)で行われた。 国の西部国境前哨基地である武厲邏城を守っていた高句麗軍は隋の先頭部隊に大打撃を与え、基本防御線である遼河の東側へと撤収した。 隋軍…

〈在日朝鮮人関係資料室〉(1) 在日同胞1、2世の血と汗と涙の結晶

1万2千件の貴重な史料 3つの特色 在日同胞の生活と運動に関する資料を収集保存するための専門機関である「在日朝鮮人関係資料室」(以下、「資料室」)が、朝鮮大学校朝鮮問題研究センター内に設立され早や1年…

〈歴史×状況×言葉 33〉秋田雨雀

自然人をころし 人人をころす―関東大震災時の朝鮮人虐殺に際し、作家秋田雨雀はこううたった。それからちょうど90年を迎える今日、とりわけ「3.11」後の日本社会の状況を生きている私たちは、あらためて戦慄…

〈朝鮮歴史人物〉隋の大軍を撃退した乙支文徳(4)

そして、特に彼は軍隊が強くなるには上下が心を合わせるべきでると主張して、兵士たちをこよなく大事にした。兵士たちの話を軽視することなく、常に彼らが訓練に熱中できるよう最善を尽くした。 高句麗の朝廷では、…

〈朝鮮歴史人物〉隋の大軍を撃退した乙支文徳(3)

7世紀に入り、隋の統治者たちは高句麗侵略のために艦船を建造するなど、陸軍と水軍を整え、人民から軍費を取りたてようと血眼になった。 隋が戦艦建造にどれほど民衆を過酷に駆り立てたかということは、山東半島の…

関東大震災90周年特別講演会

「朝鮮人大虐殺の国家責任を問う」 関東大震災90周年特別講演会「朝鮮人大虐殺の国家責任を問う」(主催=総聯東京都本部、主管=東京朝鮮人強制連行真相調査団)が3日、東京・文京区の朝鮮出版会館で開かれ、同…

〈朝鮮歴史人物〉隋の大軍を撃退した乙支文徳(2)

今や、兎のようなものは、どんなに早く逃げても片手で捕まえることが出来た。飛ぶ鳥も同じであった。一度弓を引きさえすれば、どんなに高く飛んでいる鳥もまちがいなく石ころのように落ちた。 「ビュッ、ビュッ」 …

〈朝鮮歴史人物〉隋の大軍を撃退した乙支文徳(1)

「さあ、受け取るがよい。家宝として受け継がれてきた剣と弓だ。お前はこれで心身を鍛練し、必ず成功するのだ」 「父上のお言葉を肝に銘じます」 「早く、行け。どこへ行っても、お前は乙支家門の子孫であることを…

〈朝鮮歴史人物〉囲碁王・道琳(2)

こうして道琳は、百済の宮廷で手厚い待遇を受け、数ヶ月を過ごした。道琳はその間、百済の宮殿を隈なく調べ、蓋鹵王についても深い注意をはらった。 道琳は、蓋鹵王の心を惑わし虚勢を張らせることによって百済の内…

朝鮮人強制連行の跡地をたどる 朝大「朝鮮人強制連行真相糾明サークル」

朝鮮大学校(東京都小平市)の学生たちでつくる「朝鮮人強制連行真相糾明サークル」が5月26日、神奈川県横須賀市で「朝鮮人強制連行の跡地を訪ねる」と題したフィールドワークを行った。同サークルはこれまで筑豊…