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加害の歴史否定する風潮に危機感/「記録する会」伊藤孝司さんに聞く

「植民地支配・侵略の被害者証言を記録する会」(記録する会)は、今春開設予定のウェブサイトで被害者証言映像を順次公開していく。活動の根幹を成すのは、アジア太平洋諸国の被害者の証言だ。30年以上にわたって…

植民地支配の被害者証言を保存・公開/「記録する会」が始動

“被害者の声を世界へ、後世へ” 日帝による植民地支配・侵略の被害者らの証言を保存し、広範に発信する活動が、大阪で取り組まれている。「植民地支配・侵略の被害者証言を記録する会」(記録する会)。在日朝鮮人…

高句麗古墳群 新たに発掘/黄海北道鳳山郡天徳里で

朝鮮の社会科学院考古学研究所の発掘グループが黄海北道鳳山郡天徳里で規模の大きい高句麗古墳群を新たに発掘した。 古墳群は天徳里の里庁舎から北東に2kmほど離れた丘にあり、185㎡の区域内におよそ30基に…

日本近現代史をどう見るか―自国本位の「われわれの物語」/康成銀

植民地戦争の加害と植民地支配を軽視 1月14、15日に実施された朝日新聞社の世論調査によると、安倍内閣支持率は54%に上昇し、少女像設置をめぐる日本政府の対応を「評価する」が76%に上った。1年半前に…

性奴隷制研究の権威、中央大・吉見教授が最終講義

歴史に向き合い続けた40余年 日本近現代史の研究者で、日本における「慰安婦」制度(性奴隷制)研究の第一人者として知られる吉見義明氏(70)が、41年間務めた中央大学教授を今年度で退任することになり、最…

〈本の紹介〉飾らず、偽らず、欺かず―菅野須賀子と伊藤野枝/田中伸尚著

国家的虐殺の痕跡克明に 女性の解放と自由を求めペンをとり、声をあげた二人の女性が、時の国家権力によって虐殺された。本書は、大逆事件で刑死した管野須賀子と、関東大震災後の混乱の中で憲兵隊によって虐殺され…

「在満」朝鮮人集団移民の記憶/李光平

日本軍警の迫害下、抗日の拠点に 1930年代、日本帝国主義支配下にあった中国東北部(「満州」)には、すでに植民地となっていた朝鮮から、独立運動の展開のため、あるいは失った生活の基盤を求め、数万人に及ぶ…

吉見裁判/地裁に続き請求棄却

法の公正性問われる不当判決 日本軍「慰安婦」問題を研究する吉見義明・中央大学教授が、自身の著作物について「捏造」と主張した桜内文城・元衆院議員(無所属)の発言が名誉毀損にあたるとし、1千200万円の損…

吉見裁判/高裁判決言い渡し迫る

“研究者の名誉守る判決を” 日本軍「慰安婦」問題研究の第一人者である中央大学の吉見義明教授が、2013年7月26日に日本維新の会(当時)の桜内文城衆議院議員(当時)を名誉棄損で訴えた裁判の控訴審判決が…

国際シンポジウム「植民地を移動した『在満』朝鮮人の生活と抗日」

「在満」朝鮮人の痕跡伝える 国際シンポジウム「植民地を移動した『在満』朝鮮人の生活と抗日~その記憶と痕跡を移民史・オーラルヒストリーでたどる~」(主催=科学研究費基盤研究(B)研究プロジェクト「日本/…