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〈遺骨は叫ぶ 9〉室蘭日本製鋼所・3千人中千人が逃亡、辛い強制労働

寮ごとに下士官あがりの指導員置き徹底監視 室蘭市は、北海道では最大の軍需工業の基地であった。その中心になっていたのが、日鉄輪西製鉄所と日本製鋼所であった。この二つの企業は、日露戦争後に発足したが、さら…

〈朝鮮史から民族を考える 4〉朝鮮民族の形成発展(下)

開放的な前近代の「民族」意識 朝鮮民族の形成 中国の東方に位置する世界で、最も早く国家形成のメカニズムが始動するのは、朝鮮半島の西北部を中心とした地域であった。檀君朝鮮や箕子朝鮮の伝説の信憑性はともか…

〈朝鮮史から民族を考える 3〉朝鮮民族の形成発展(上)

200の国家、4千~5千の民族 民族の形成 現在、世界にはおよそ200の国家が成立しており、その内部に、四千から五千といわれる民族集団が取り込まれている。世界の民族の歴史を全体として包摂するような発展…

〈朝鮮通信使来聘400年 11〉朝鮮・清・日本を結ぶ

使節往来、友好200年 朝鮮は、清と日本に国の使節を送り、三国の国際交流を結んだ。 朝鮮は、日本に清国の情報を知らせ、清には、日本の動向を伝えている。 通信使の派遣と、東莱と対馬の定期的往来によって、…

〈朝鮮史から民族を考える 2〉理論的問題(下)

「われわれ意識」の下部構造 愛国心、祖国批判 いま、日本では、愛国心が国家主義にかすめ取られ、愛国でなければ反日であるという極端な言説が幅を利かしている。愛国心はパトリオティズムの日本語訳とされている…

〈朝鮮史から民族を考える 1〉理論的問題(上)

ナショナリズムの積極的役割 連載にあたって 現在、「民族」をめぐって多種多様な言説が飛び交っており、在日同胞の間でもさまざまな考え方が見られる。民族的な存在である在日朝鮮人にとって、「民族」に対する理…

〈人物で見る朝鮮科学史 41〉朝鮮王朝文化の幕開け(番外)

ヨーロッパから見た朝鮮半島 1402年に製作された「混一彊里歴代国都之図」は、当時の最新の地理的情報を総合した東洋のみならず世界的にもっとも水準の高い地図であった。ただし、今日の地図からみればヨーロッ…

〈遺骨は叫ぶ 8〉古川鉱業足尾銅山・食事は鰯と唐辛子味噌、栄養失調者も

「宮城遙拝」強制、目を動かすと殴打 日本の公害の原点と言われる栃木県の古川鉱業足尾鉱業所(現日光市足尾町)は、閉山して35年の歳月を経た今も、精錬所の煙害などで荒廃した風景に息を呑む。日本のグランドキ…

〈朝鮮通信使来聘400年 10〉画員と絵師の交流200年

朝鮮の美術に高い関心 南画の大家である池大雅が、富士山の画法について問い、通信使画員の金有声がそれに答える。 外国の一流の画家たちと直接会って語り合う。こんな願ってもない交流の場を、江戸の絵師は通信使…

〈人物で見る朝鮮科学史 40〉朝鮮王朝文化の幕開け(4)

最も正確な東洋最古の世界地図 15世紀中頃~17世紀中頃までのヨーロッパ人によるインド・アジア・アメリカなどの海外進出を大航海時代と呼ぶが、なかでも1492年のコロンブスによるアメリカ大陸の確認はよく…