公式アカウント

〈歴史×状況×言葉 8〉芥川龍之介(下)/「小児と大差ない日本男児たち」

朝鮮植民地支配100年に際し今夏発表された菅首相の談話について、日本の主要紙は軒並みこれを「評価」する社説を載せ、南の李明博大統領も「歓迎」の意を示した。「朝鮮王室儀軌」など略奪文化財を「お渡し」する…

〈歴史×状況×言葉 7〉芥川龍之介(中)/「いわんや殺戮を喜ぶなどは」

大正期後半からの社会運動の隆盛とプロレタリア文学の台頭のなか、「ぼんやりとした不安」という言葉を残し自死した芥川の文学は、激動する現実に対する知性の「敗北」として長らく評価されてきた。しかし近年の研究…

〈高句麗の豆知識 5〉高句麗遠征軍300万

乙支文徳将軍の肖像画(朝鮮画報社刊「朝鮮の名人」より) 総兵力113万3800人、これは隋書にある数字である。全軍の総司令官は煬帝、右翼が宇文術、左翼が于仲文の遠征軍。 兵士1人に2人くらいの食糧等の…

〈朝大・朝鮮歴史博物館 11〉朝鮮の三国時代 8/東明王陵と定陵寺

高句麗の始祖王、高朱蒙の墓   高句麗は朝鮮三国のなかで最も高い文化水準を誇った国である。高句麗文化が三国時代のほかの国々に与えた影響は多大なものがあったといえる。またその文化は海を越えた古…

〈高句麗の豆知識 4〉煬帝の恫喝

隋の文帝が死んで、煬帝が登場した。煬帝の名前は楊広で、このとき37歳。 この楊広は聡明な人物であったらしい。 隋が国を統一する際には、最も手柄が大きかったとも言われている。 隋の煬帝が築いたことで知ら…

〈歴史×状況×言葉 6〉芥川龍之介(上)/野蛮な「桃太郎」と日本軍国主義と

日本で生まれ育った者ならば誰でも知っているであろう桃太郎物語。最も有名なこの「昔話」、今日定着しているストーリーとして成立し普及されたのは、そう遠い昔ではなく、実は近代以降のことである。物語成立事情を…

〈朝大・朝鮮歴史博物館 10〉朝鮮の三国時代 7/高句麗壁画古墳・四神図

東西南北、四方を護る神獣たち 高句麗の古墳壁画には四神図も描かれている。四神とは、四方をつかさどる想像上の神獣で、東の青龍、西の白虎、南の朱雀、北の玄武の総称である。高句麗では5~6世紀頃から人物風俗…

〈歴史×状況×言葉 5〉有島武郎/「行け。勇んで。小さき者よ」

有島武郎(1878~1923)に出会ったのは、高校1年生の頃、教科書に収録されていた「小さき者へ」(1918)だった。病で母親を亡くした3人の幼い子どもたちに向けて書かれた作品である。厳粛な文体が、高…

〈遺骨は叫ぶ 36〉35回の連載を終えて

「韓国併合」100年、今こそ謝罪と償いを/「地底からの呻き声 耳を傾けよ」 日本の韓国併合から100年になる今年は、日本が朝鮮人強制連行を始めてから73年でもある。だが、日本と韓国・朝鮮、また日本と中…

〈遺骨は叫ぶ 35〉茨城・日立鉱山

野原で「これでよかっぺ」と連行/待遇改善要求すれば、棒頭たちが鎮圧 JR常磐線の電車が日立駅に近づくと、多賀山地に日立のシンボルとなっている日立鉱山(茨城県日立市宮田)の大煙突が見える。 日立鉱山は古…