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〈朝鮮民族の美 31〉定林寺石塔(7世紀初期・扶余)

百済は仏教を受け入れ、寺院を初めて建立した時は、高句麗にならって中国の望楼式木塔を仏塔としたのであるが、次第にそれは朝鮮に豊富にある石材による石塔になっていった。

【寄稿】今も有効な「国連軍地位協定」

朝鮮停戦協定と日本 朝鮮で停戦協定が調印されてから59年が過ぎた。世界の戦争歴史でこのように長く続いている停戦協定は例がない。

〈朝鮮民族の美 30〉聖徳大王神鐘(後期新羅時代771年)

朝鮮を代表するもう一つの名鐘を紹介しておきたい。聖徳天王神鐘である。 現在は慶州博物館の庭にあるが、もともと奉徳寺にあったので奉徳寺鐘とも呼ばれている。

〈朝鮮戦争を再検討する(4)〉日本人の朝鮮戦争参戦と犠牲者

米国による日本人の動員 朝鮮特需によって荒廃した日本経済が息を吹き返したことはよく知られているが、その陰で多くの日本人が戦火の朝鮮戦線に出動させられ犠牲になった事実については明らかにされていない。今後…

〈朝鮮仏教と私たち 34〉高麗・八萬大蔵経(上)

6568巻、総枚数8万1,258枚現存 高麗時代に刊行された仏教三蔵の聖典を総称して高(コ)麗(リョ)大(テ)蔵(ジャン)経(ギョン)という。蔵(チャン)とは一切の仏教文書や教義を蔵するという意味で仏…

在日朝鮮人関係資料室開設記念シンポジウム 朝鮮大学校

収集保存の拠点の一つに 朝鮮大学校朝鮮問題研究センター付属在日朝鮮人関係資料室開設記念シンポジウム「在日朝鮮人関係資料収集保存の現況と課題」(主催=同研究センター)が7日、朝鮮大学校の記念館講堂で行わ…

勉強会「高句麗壁画からみえるコリアの歴史」7月8日、名古屋で開催

日時:7月8日(日)、13時~15時 場所:名古屋市民活動推進センター(地下鉄名城線「矢場」駅徒歩5分) 参加費:無料(定員80人) 講師:河創国(朝鮮大学校非常勤講師、朝鮮古代史、高句麗対外関係史専…

〈朝鮮民族の美 29〉上院寺銅鐘(8世紀)

この鐘は新羅33代の王、聖徳王24年(西紀725年)に造られた。この鐘は、現在わが国で最も古く、かつ造型的にも最も美しい鐘と言える。人の背丈ほどの大きな鐘で、その肩から下がって鐘口に至る側面の長い曲線…

〈朝鮮戦争を再検討する(3)〉国連の名で戦争を挑発した米国

開戦第一報 戦争勃発を伝える情報として重要なのは現地駐在大使の報告である。 南朝鮮駐在米国大使ムチオの1950年6月25日早朝の開戦に関する緊急第一報は、「その一部が確認されているところの韓国軍報告に…

〈朝鮮戦争を再検討する(2)〉戦争責任を転嫁する欺瞞と歪曲

アチロン演説 米・国務長官アチソンは1950年1月12日、ナショナル・プレスクラブで演説し、太平洋地域における米国の「防衛線」は、アリューシャン―日本―沖縄―フィリピンを結ぶ線であるとした。 北側を「…