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〈朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち〉詩人・盧天命

首の長き 悲しき鹿よ いつも物静かで 言葉さえない 香しい冠いただく 君は いとも高き族屬の 身なるらし   水面の影に 見入り 失いし伝説を 偲んでは 忘れがたき郷愁に 思いつのり 悲しき…

〈みんなの健康Q&A〉脳卒中(上):脳血管障害

Q:脳卒中とは? A:「脳卒中」という言葉を漢語辞典で引くと「卒然として邪風に中(当)たる」とあります。つまり「突然、悪い風に当たって倒れる」という意味です。昔の人は「悪い風」が原因だと考えたのですが…

〈朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち〉動画作家・羅惠錫(下)

羅惠錫は絵画だけではなく、詩、小説、戯曲、随筆、評論、紀行文などバラエティに富んだジャンルに挑戦した作家でもあるが、ここでも「人間として生きたい」というアイデンティティははっきり表れている。 18歳の…

〈高麗人参余話 2〉「蔘」は生薬の中の王の意

高麗人蔘の語源は遠く高句麗にまで遡る。当時の中国では高句麗を高麗とも呼んでいた。高麗人蔘と朝鮮人蔘は同じ意味である。 朝鮮王朝期に入ると野性の山人蔘、山蔘の需要が多くなる一方で、山蔘の収穫は少なくなり…

〈高麗人参余話 1〉不老長寿「生命の根」

朝鮮民族のバイタリテイを語るとき、その源として我々が好んで食する朝鮮人蔘、唐辛子、ニンニクをあげる人が多い。しかし、唐辛子は外来でありニンニクも原産地ではない。朝鮮人蔘こそウリナラを代表する植物であり…

〈朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち〉動画作家・羅惠錫(上)

波乱に富む人生 羅惠錫は、著しく個性的な自分の世界を構築した「新女性」であった。 それは第一に、高羲東、金觀鎬、金瓉永に続いて日本で油絵を勉強し、ソウルで初めて個展(1921)を開催、「朝鮮美術展覧会…

〈若きアーティストたち 12〉ヒップホップダンサー・金静仙さん

群馬県前橋市在住の金静仙さん(22)は、群馬朝鮮初中に通う初級部1年の頃から朝鮮舞踊に親しんだ。「踊りが大好き。踊っているときは、人見知りで引っ込み思案な自分の殻を打ち破れる」。

〈みんなの健康Q&A〉花粉症(下):予防と対策

Q:花粉症になりやすいかどうか、検査をすればわかるのですか? A:まず問診、すなわち過去に花粉症と関連のある症状があったかどうかが決め手になります。客観的には、アレルギー性反応の確認のため鼻汁好酸球検…