
〈人物で見る日本の朝鮮観〉大隈重信(上)
2004年08月28日 00:00
大隈重信(1838~1922)は明治期に1回、大正期に1回、計2回、総理大臣になったことのある、近代日本政治家中の大物である。大隈の満84年の生涯を短文中に表現することは、その長い政治的経歴と、波瀾に…

〈人物で見る日本の朝鮮観〉大隈重信(下)
2004年08月25日 00:00
廟堂での征韓論に敗れた西郷は、明治10年、西南戦争を起して敗死し、非征韓派の総師たる大久保も明治11年、出勤途中、征韓派士族島田一郎たちにより暗殺される。そして、大久保亡き後の明治政府の実権は、自然、…

〈朝鮮史を駆け抜けた女性たち 3〉済州島の豪商、金萬徳
2004年08月23日 10:01
「済州島の永遠なる母」、「犠牲と奉仕の済州島の母」。その生涯、一度も子を産むことがなかった金萬徳(1739~1812)を、今も済州島の人々はこう呼ぶ。 農業が発達し、商業の活性化という当時の社会的背景…

〈朝鮮歴史民俗の旅〉盗賊(1)
2004年08月21日 00:00
盗みをはたらく者を盗賊という。盗賊は世界どの国にも、いつの社会にもいるものだ。窃盗も強盗も、山賊も海賊もみな盗賊の部類に属する。 朝鮮に三大盗賊がいた。洪吉童、林巨正、張吉山の3人である。洪吉童は燕山…

〈高麗人参余話 47〉蔘鶏湯
2004年08月20日 00:00
蔘鶏湯は鶏と人蔘のスープ料理で今日の朝鮮料理には欠かせないが比較的新しい料理法だと言う。会津地方ではその土地でとれたものをその土地の料理法で食べる「土産土法」を大事にする人たちが多く、健康食が流行なの…

〈朝鮮名峰への旅 5〉鏡のような湖面に、空と間違えたチョウが飛び込む
2004年08月20日 00:00
7月下旬、梅雨前線によるバケツをひっくり返したような雨があがると、白頭山は本格的な夏山を迎えた。 腰をすえて夏の白頭山を撮影しようと、ペゲボンホテルから天池に移る。湖畔の丘に天幕を張り、そこをベースキ…

〈みんなの健康Q&A〉亜鉛欠乏症-予防と対策
2004年08月06日 00:00
Q:最近は、若い人で味覚障害を訴える人が多くなったと聞いておりますが、その原因は? A:味覚障害の原因は亜鉛欠乏とさまざまな病気(糖尿病、甲状腺疾患、胃腸障害、肝疾患)や薬剤による副作用などで、薬剤で…

〈高麗人参余話 46〉規則的服用
2004年08月06日 00:00
健康の維持、病気の治療に人蔘の服用はとてもよいので試してほしい。ただ、根気と規則的な服用がなによりも必要である。