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〈高麗人参余話 17〉シンマニの大活躍

日本における人蔘栽培は外来種である人蔘を日本に移し植えて農業化する過程であったがそれは人蔘の生態を知りえないまま、まったくの手探りで行われたものであった。 本家である朝鮮では5000年前から山で山蔘が…

〈朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち〉革命闘士・朴鎭洪

「治安維持法違反」 朴鎭洪は、植民地時代治安維持法にかかり6回に及ぶ検挙、投獄、前科3犯の経歴を持つ女性闘士である。 彼女は許貞淑と同じ咸鏡北道明川市の生まれで、普通学校を卒業した年(1928)両親と…

〈高麗人参余話 14〉カルチャーショック

江戸時代に入り徳川家康は秀吉の威圧的な外交とは異なり「善隣友好」和平と国交の回復を望んだ。家康はしばしば朝鮮に使者を送り、捕虜3000人を帰国させ朝鮮王の墓を犯したものを戦犯として引き渡す事を条件に慶…

〈若きアーティストたち 16〉「ハーヴェスト99」所属美術作家・沈栄華さん

朝鮮大学校美術科を卒業後、総聯佐賀県本部で専従活動をするかたわら、県内の若手作家たちでつくるグループ「ハーヴェスト99」に所属し美術活動を展開する沈栄華さん(24)。 ハーヴェスト99のメンバー10人…

〈高麗人参余話 13〉天下支配の財宝に

朝鮮使節の来日は15~16世紀の室町政権下でも行われ、朝日関係はそれまで概ね平和な通商外交関係が保たれて来た。しかし、豊臣秀吉は1587年九州を平定し、ついで大陸に侵略の矛先を向けた。豊臣秀吉(153…

〈朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち〉女優・文芸峰

旅芸人の子 文秀一団長のひきいる劇団「演劇市場」の一行が、次の村へと旅する荷ロバの上で、1人のいたいけな幼女が居眠りしていた。あるいは、ぼろにくるまれて泣きじゃくっていたり、または1人で遊びに興じてい…

〈高麗人参余話 12〉日本に渡った贈品

地理的に近い朝鮮と日本の交流は2000年前に遡り、神秘の霊薬人蔘が日本に渡ったのもその頃と推察される。記録に残るものでは天平11年(739年)に渤海の文王が国書と共に人蔘30斤を聖武天皇に贈ったのが最…

〈みんなの健康Q&A〉廃用症候群(下):注意と対応

Q:健康的な心身を維持するため必要な事は? A:適切な栄養、運動、睡眠が不可欠ですが、高齢者は体力の低下や感覚の鈍麻により、一般的に食欲が低下します。栄養状態の悪化は、日中の活動を低下させ傾眠作用を高…