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〈朝鮮名峰への旅 9〉白頭山からの日の出は圧巻、地平線から昇る太陽は神々しい

年が明けて1月になると、白頭山の装いはさらに厳しいものとなる。山麓でも気温がマイナス10度以上になることはまれである。 上空から眺める白頭山は名前のとおり、まっ白に輝いている。白頭山の白さは、まわりを…

〈朝鮮史を駆け抜けた女性たち 7〉星州李氏

1592年、壬辰倭乱。官吏であった金善敬の妻であり、李煇の娘である星州李氏は、秀吉の軍を避け娘を連れ避難する中、襲いかかる秀吉の軍に抵抗するが、あえなく捕われてしまう。賊軍の兵士達は李氏の手首を掴み、…

〈朝鮮歴史民俗の旅〉テコンド(1)

格闘技でオリンピックの正式競技になったのはレスリングとボクシング、柔道、そしてテコンドである。前者2つの発祥地が欧州であるのに対して、柔道とテコンドはアジアである。 朝鮮では古くから武術が盛んであった…

〈高麗人参余話 62〉不老長寿

人蔘を煎じた液を飲むと、まず甘みを、続いて苦味を感じるが、この苦味はサポニンと総称される物質によるもので、石鹸のラテン語Saponから来た言葉である。水に溶かしてもなかなか消えない泡が立つ性質をもつ石…

〈若きアーティストたち 27〉画家・河専南さん

東京都渋谷区のギャラリーで、在日と日本の若手アーティストたちによるグループ展「成分表示」が開かれたのは昨年6月のことだった。タイトルには、社会生活の中で見えにくい存在である国籍や身分証明などの管理デー…

〈朝鮮名峰への旅 8〉惚れ惚れする自然の造形 風が止まった一瞬に凍る天池

11月に入ると、白頭山麓に雪が降りはじめる。雪は積もったり消えたりしながら、いつのまにやら白銀の世界に変わっていく。気温がぐんぐん下がっていく。12月には、山麓でも日中の気温がマイナスとなる。 真冬の…

〈高麗人参余話 61〉ガン

ガンはどんどん大きくなるばかりか転移により体の別の場所に移る怖い病気である。人蔘のもつ広範な薬理作用からガン細胞に対する直接作用はともかく、ガン患者のQOL(Quality of life 生活の質)…

〈人物で見る日本の朝鮮観〉吉野作造(下)

吉野は1916年6月号の「中央公論」に「満韓を視察して」というかなり長文の論文を発表する。これは、吉野にとって、その朝鮮認識において大転換をなす第二段階の始まりをなす論文であった。吉野は1916年3月…