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〈朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち〉声楽家・尹心悳(上)

1926年8月4日未明、下関発の関釜連絡船上から声楽家の尹心悳が劇作家の金祐鎮と玄界灘へ身を投じて心中した。有望な朝鮮の若き芸術家が荒波の花となって散っていったこの情死を、当時新聞は連日センセーショナ…

〈高麗人参余話 7〉自主的な民族医学

人蔘は古来より不老長寿の薬として知られている。現代の薬理研究によって人蔘の秘密が徐々に解明されつつある。 血中脂質を減少させ、動脈硬化を防止、脳の血流を促進、脳組織の代謝を改善、中枢神経の機能を調節、…

〈みんなの健康Q&A〉心の健康(上):子どもの心の誕生

Q:娘は1歳6カ月。先月弟が生まれた頃から、私の姿が見えなくなると狂ったように泣いたり、聞き分けの悪い行動が目立ってきました。 A:1歳半前後の子どもは心の発達からみると非常にホットな時期です。泣いた…

〈若きアーティストたち 14〉ピアノ奏者・趙梨華さん

今年3月、東京で開催された第26回ピティナ・ピアノコンペティション コンチェルト部門全国決勝大会で最優秀賞を受賞した。 審査委員長の松﨑伶子さんは「Our Music」(237・春)で「上級の最優秀賞…

〈高麗人参余話 6〉「陰」と「陽」の宇宙観

西洋医学は病気を診断して病名を決めるが、漢方医学では病人を診て「証」を決める。漢方では「証」というものをものさしとしていて、患者の症状や体質、体格、体力などから総合的に判断し、「証」にあった薬を処方す…

〈朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち〉作家・金明淳

妾の子 金明淳は、1920年代羅惠錫、金一葉とともに自由主義女性解放論を主張した第1世代の作家である。 1897年平壌の隆徳面で妾(妓生)の子として生まれた彼女は、南山峴学校、イエス教学校を経て、ソウ…

〈高麗人参余話 5〉生命支える原動力

現代医学が普及する前、私たちの先祖は主に身近にある自然界の木や草の根、茎、樹皮、葉、果実、花、種子などのうち、薬効が明らかなものを用いて病気に対処してきた。これらを生薬と呼んでいる。韓国の大河ドラマ「…

〈朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち〉女性雑誌編集者・金一葉

金一葉は、1920年代に小説、論説などを通じて女性解放を主張した第1世代女性作家であり、強靭な精神力と行動力でついには尼僧の世界に入り、社会に大きな波紋を投げかけた新女性である。 1896年、平壌郊外…