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〈高麗人参余話 23〉花と種

人蔘の花はとても小さくてかれんな形をしている。開花の時期が短いので見逃すことが多い。栽培人蔘は一般的に3年生から花がつき始める。3年目に茎の中央から分かれ出て、その先に花のつく短い柄の部分・花梗が出て…

〈朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち〉啓もう運動家・崔容信

崔容信は、祖国の解放は民族意識の覚せいからという信念に基づき農村啓もう運動に生涯をささげた女性である。 1909年、咸鏡南道徳源郡(現在の元山市)の貧しい家庭に生まれた彼女は、代々正しいことを重んじ、…

〈みんなの健康Q&A〉目の病気-飛蚊症

Q:黒いものが飛んでるように見えるのですが? A:目の前に「黒いものが飛ぶ」ことを眼科では飛蚊症といいます。蚊が飛んでいるように見えるという意味ですが、このほかに糸くず、黒いスス、水玉、輪などさまざま…

〈高麗人参余話 21〉高麗青磁

2002年6月FIFAワールドカップを記念して上野の東京国立博物館でウリナラの貴重な文化財を展示した「韓国の名宝」展が開かれた。三国時代の金製品、各時代の仏教美術、高麗、朝鮮王朝時代の陶磁器や絵画、書…

〈高麗人参余話 20〉開城産の美しい形

人蔘の根は宿根性の肥大根で脳頭(蘆頭・地下茎)、主根と支根、細根からなる。そのほとんどは主根と2~5個の支根からなっていて微黄白色を帯びている。根の形を左右するものは土壌の環境、つまり理学的性質と雨す…

〈若きアーティストたち 17〉ピアニスト・朴令鈴さん

10月29日、東京都品川区のきゅりあん小ホールで開かれたトークと公演「アリランを訊ねて」で、在日朝鮮人作曲家で「アリラン研究家」の金学権さんが作曲した「アリラン―我が心情的変奏曲」を演奏した。在日2世…

〈朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち〉社会主義女性運動家・許貞淑

許貞淑は、植民地時代社会主義女性運動家、独立運動家として活動し、解放後には共和国政府の要職に就き、政治家としても活躍した女性である。 彼女は咸鏡北道明川市で、弁護士の長女として生まれた。父許憲は当時社…

〈高麗人参余話 19〉商品価値高い「人の姿」

古来、人蔘は人の体に似たものほど尊重され、今日でも形のよいものほど商品価値が高いとされている。 山蔘の値段は長さ、見た目、太さ、年数などで違うが韓国漢方薬店の話では30年から50年もので300万ウォン…