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〈ウリ民族の姓氏-その由来と現在 63〉驪興閔氏、千年間王室と姻戚関係/種類と由来(50)

閔(ミン)氏は、長い歴史と由緒を持つ大門閥である。 閔氏は著姓の中程に位し、25の本貫を持つ。主な本貫と始祖は、驪興(リョフン)・閔稱道、黄驪・閔存壽、栄州・閔慵で、みな高麗の官吏。ほかに漢陽・竹山・…

〈ウリ民族の姓氏-その由来と現在 60〉新井白石と酒酌み交わした嚴漢重/種類と由来(47)

池氏は稀姓の上位にあって、81の本貫を持つ。 代表的な本貫は忠州で、始祖は池宗海と伝えられ、ここから、丹陽・広州・開城・驪州・坡州・楊州・水原を本貫とする池氏が生まれたという。 記録に初めて登場する池…

〈ウリ民族の姓氏-その由来と現在 59〉高麗8代王誕生させた蔡忠順/種類と由来(46)

まず「沈」という漢字。普通は「沈む」という意味の「침(チム)」と読むが、姓氏の場合は「심(シム)」という。 これは一字異音で、周知の例では「쇠(鉄)金(クム)」と「성(姓)金(キム)」がある。 沈氏は…

〈ウリ民族の姓氏-その由来と現在 58〉「天降紅衣将軍」郭再祐/種類と由来(45)

郭氏というと、壬辰倭乱のとき「天降紅衣将軍」(天が下した紅い衣の将軍)と讃えられた郭再祐(カク・ジェウ)将軍を思い出す人が多いであろう。 彼は郭氏の主軸をなす玄風(慶尚道達城)郭氏の出身であるが、郭氏…

〈ウリ民族の姓氏-その由来と現在 57〉文化柳氏から生まれた延安車氏/種類と由来(44)

車氏は稀姓の中程に位置するが、110前後の本貫を持つ比較的大きな氏族である。 主な本貫と始祖は、延安・車孝全、龍城・車遇尚、南海・車之普、平山・車光翰らで、みな高麗の文・武官と伝えられる。 「東国輿地…

〈ウリ民族の姓氏-その由来と現在 56〉「李朝実録」守りぬいた孫弘禄/種類と由来(43)

孫氏は著姓の後半に位置し、118の本貫を持つ歴史の古い氏族である。 主な本貫と始祖は、慶州・孫順、密陽・孫淑才、平海・孫仁亮、求礼・孫正澤、扶寧・孫順祖、羅州・孫光裕、一直・孫凝(ソン・ウン)、安峡・…

〈ウリ民族の姓氏-その由来と現在 55〉「忠臣の鑑」愛国烈士・河拱辰/種類と由来(42)

河氏は稀姓の上位にあって、70前後の本貫が知られている。 ところで、河氏のうち、その本貫と始祖名が伝わるのは、晋州・河拱辰、安陰・河千朝の2氏で、晋州河氏からは河珍、河忠国、河成の一族が枝分かれしてい…

〈ウリ民族の姓氏-その由来と現在 54〉朝・中の地図作成した羅興儒/種類と由来(41)

羅氏は著姓の中程に位置し、46の本貫を持つ由緒ある氏族である。 主な本貫と始祖は、羅州・羅富、比安・羅俊奇、安定・羅天瑞、寿城・羅洪緒、軍威・羅允材、定山・羅承幹、錦城・羅聡礼と伝えられる。 彼ら始祖…