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〈高麗人参余話 3〉秦の始皇帝も捜し求めた山蔘

昔から山蔘があるところには紫色の光彩があり、空には曙光がさすと言い伝えられてきた。夜、シンマニ(山蔘を掘る人)達が山に登り光のある所を矢で印をつけ、あくる日矢の刺さっている所から山蔘を掘り出すという。…

〈高麗人参余話 2〉「蔘」は生薬の中の王の意

高麗人蔘の語源は遠く高句麗にまで遡る。当時の中国では高句麗を高麗とも呼んでいた。高麗人蔘と朝鮮人蔘は同じ意味である。 朝鮮王朝期に入ると野性の山人蔘、山蔘の需要が多くなる一方で、山蔘の収穫は少なくなり…

〈高麗人参余話 1〉不老長寿「生命の根」

朝鮮民族のバイタリテイを語るとき、その源として我々が好んで食する朝鮮人蔘、唐辛子、ニンニクをあげる人が多い。しかし、唐辛子は外来でありニンニクも原産地ではない。朝鮮人蔘こそウリナラを代表する植物であり…

〈朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち〉動画作家・羅惠錫(上)

波乱に富む人生 羅惠錫は、著しく個性的な自分の世界を構築した「新女性」であった。 それは第一に、高羲東、金觀鎬、金瓉永に続いて日本で油絵を勉強し、ソウルで初めて個展(1921)を開催、「朝鮮美術展覧会…

〈若きアーティストたち 12〉ヒップホップダンサー・金静仙さん

群馬県前橋市在住の金静仙さん(22)は、群馬朝鮮初中に通う初級部1年の頃から朝鮮舞踊に親しんだ。「踊りが大好き。踊っているときは、人見知りで引っ込み思案な自分の殻を打ち破れる」。

〈みんなの健康Q&A〉花粉症(下):予防と対策

Q:花粉症になりやすいかどうか、検査をすればわかるのですか? A:まず問診、すなわち過去に花粉症と関連のある症状があったかどうかが決め手になります。客観的には、アレルギー性反応の確認のため鼻汁好酸球検…

〈朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち〉作家・姜敬愛(下)

矛盾のるつぼ 姜敬愛にとって間島はどんな所であったのだろうか? 当時日本で活躍していた作家、張赫宙にあてた彼女の手紙の一節を引用してみよう。 「先生、万難を排して一度満州においでください。ここには山と…

〈みんなの健康Q&A〉花粉症(上):原因と傾向

Q:花粉症はなぜ起こるのですか? A:アレルギーという言葉を聞いたことがありますか。これは、身体を本来守るはずの免疫反応が逆に悪さをする場合をいいます。花粉症もそのひとつで、スギ・ヒノキを代表とする植…