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〈朝鮮史を駆け抜けた女性たち 6〉実在の医女、李朝実録に10回登場、長今

宮女―王の私生活が営まれる九重宮闕に囚われの身同然で衣食住に使役される女性を主人公にすえたドラマが話題である。 「大長今」。10歳で宮女として入内し、宮中一の料理人を目指し努力の末その実力を認められる…

〈高麗人参余話 58〉肝臓病

肝臓は体重の3%程の重さがあるからだの中で一番大きな臓器だ。「沈黙の臓器」とも呼ばれ肝臓の3分の2が損傷しても黙々と働き続けるので病気になっても気がつかない場合が多い。疲労、ストレス、アルコール、タバ…

〈朝鮮歴史民俗の旅〉姓名(1)

「虎は死んで皮をのこし人は崩じて名を遺す」ということわざがある。人はその名において自己の存在を現し、死後においては歴史に刻んで足跡を残す。 朝鮮の姓氏を理解するうえで鍵となる言葉がある。姓と本貫と行列…

〈人物で見る日本の朝鮮観〉片山潜

片山潜(1859~1933)は、明治の初期社会主義の先達の一人であり、後にはコミンテルン(第3インター)の中央委員となり、国際共産主義運動の指導部にあって各国の共産主義運動に大きな影響を与えた人物とし…

〈朝鮮歴史民俗の旅〉妓生(2)

張緑水はソウルのある高官の下女で主人もいたが、暴君燕山君に見初められて妓生になった女である。器量もよく歌舞も上手であったが、30歳を過ぎながらも、その振る舞いは17、8の愛くるしさであった。燕山君は彼…

〈みんなの健康Q&A〉便秘-種類と対処法

Q:一見して健康そうな人でも、けっこう便秘で悩んでいることがよくありますね。 A:若い方でも時には下剤を服用している場合があるようです。 Q:排便が何日もないとか、便が硬いとか、いろいろあるようですが…

〈高麗人参余話 57〉脳卒中

最近、高齢者のみならずまだ若い人が突然脳卒中で亡くなることがよくある。中年以降は注意しなければならない。脳卒中には、脳出血(脳溢血「のういっけつ」と同じ・ほとんどが高血圧性)と脳梗塞がある。

〈朝鮮歴史民俗の旅〉妓生(1)

妓生の本来の姿は特殊技能を持った女性である。鍼灸や歌舞の技能に優れ、必要に応じて社会に奉仕する技能集団であった。医療関係には尚房妓生・薬房妓生がおり、歌舞関係には声妓、歌妓、舞妓がいた。 技能をもって…