公式アカウント

〈朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち〉記者、作家・宋桂月

宋桂月は、女性雑誌記者として新進作家として将来を嘱望されながら惜しくも23歳の若さで息を引き取った女性である。 朝鮮が日本の植民地となった翌年の1911年、宋桂月は咸鏡南道北青郡のある漁村で生まれた。…

〈高麗人参余話 9〉上薬最高の「生薬中の生薬」

新薬を創るとき、その病気に対する有効性を判定する以上に副作用がないということが大事である。従って、新薬の研究開発では副作用が起きないことを証明するのに大半の時間を費やしている。ねずみやサル、犬などの動…

〈若きアーティストたち 15〉グラフィックアーティスト・金成俊さん

2006年に開かれる兵庫国体のマスコットに、神戸市在住の金成俊さん(32)の作品が選ばれたのは1月のこと。全国から3069点の応募作品が寄せられたなか最優秀賞に輝いた。作品は、震災から復興する兵庫県の…

〈朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち〉声楽家・尹心悳(上)

1926年8月4日未明、下関発の関釜連絡船上から声楽家の尹心悳が劇作家の金祐鎮と玄界灘へ身を投じて心中した。有望な朝鮮の若き芸術家が荒波の花となって散っていったこの情死を、当時新聞は連日センセーショナ…

〈高麗人参余話 8〉五臓補い、精神を安定

人蔘の効能については古くから研究され、文献に記載されている。 金(12~13世紀)の張元素は人蔘について次のように記した。 「人蔘は体力の低下や元気の不足を、胃を暖めて消化吸収をよくし、代謝を盛んにし…

〈みんなの健康Q&A〉心の健康(下):子を育む家族機能

Q:反抗期とよくいいますが、いつ頃のことをいうのですか? A:今日では、幼児期(第1反抗期)、思春期(第2反抗期)をあげる2期説が一般的です。これらは子どもの成長の過程で、大きな波が襲ってくるように訪…

〈高麗人参余話 7〉自主的な民族医学

人蔘は古来より不老長寿の薬として知られている。現代の薬理研究によって人蔘の秘密が徐々に解明されつつある。 血中脂質を減少させ、動脈硬化を防止、脳の血流を促進、脳組織の代謝を改善、中枢神経の機能を調節、…

〈みんなの健康Q&A〉心の健康(上):子どもの心の誕生

Q:娘は1歳6カ月。先月弟が生まれた頃から、私の姿が見えなくなると狂ったように泣いたり、聞き分けの悪い行動が目立ってきました。 A:1歳半前後の子どもは心の発達からみると非常にホットな時期です。泣いた…