
〈朝鮮名峰への旅 10〉ナタでブッタ切られるような苛酷な寒さ
2005年02月04日 00:00
ペゲボンホテルより鯉明水へと向かう。2月の白頭山はさらに厳しく冷え込む。 明け方の気温がマイナス30度に下がることはあたりまえだ。日中でもホテル周辺で、気温はマイナス20度近くにしか上がらない。すべて…

〈みんなの健康Q&A〉インフルエンザ(下):予防接種
2005年01月14日 00:00
Q:インフルエンザといえばワクチンによる予防接種がよく知られています。 A:インフルエンザワクチンの接種を行うことで、インフルエンザによる重篤な合併症や死亡を予防し、健康被害を最小限にとどめることが期…

〈人物で見る日本の朝鮮観〉布施辰治
2005年01月12日 00:00
布施辰治(1880~1953)は弁護士である。日本流に言えば明治、大正、昭和の三代にわたって、終始一貫、「民衆の味方」「弱く貧しき無産者の友」とする立場に徹した人物であるが、併せて、あの植民地統治下、…

〈みんなの健康Q&A〉インフルエンザ(上):症状と種類
2005年01月07日 00:00
Q:いよいよ寒くなってきました。かぜの季節ですね。 A:とりわけインフルエンザが心配なのではないですか。 突如として発生する、咳と高熱の流行性疾患の記録は、遠くヒポクラテスの時代からあったといわれてい…

〈朝鮮名峰への旅 9〉白頭山からの日の出は圧巻、地平線から昇る太陽は神々しい
2005年01月01日 00:00
年が明けて1月になると、白頭山の装いはさらに厳しいものとなる。山麓でも気温がマイナス10度以上になることはまれである。 上空から眺める白頭山は名前のとおり、まっ白に輝いている。白頭山の白さは、まわりを…

〈朝鮮歴史民俗の旅〉テコンド(2)
2004年12月25日 00:00
テコンドをひと言で言えば、豊富で華麗な足技を主体にした打撃系の格闘技である。その足技は美しくも変幻自在、すさまじいスピードで攻撃の角度を変え、相手に攻撃を予測させないで襲って倒す。限りのない技と工夫が…

〈高麗人参余話 63〉連載を終えて
2004年12月24日 00:00
昨年の4月から始まり1年9カ月の比較的長い連載になった「高麗人蔘余話」も今回が最終回となった。 私は3年前、福島県会津磐梯山の麓に広がる朝鮮人蔘畑を見たとき、この山奥にも朝鮮半島と日本の長い文化の交流…

〈朝鮮史を駆け抜けた女性たち 7〉星州李氏
2004年12月20日 10:10
1592年、壬辰倭乱。官吏であった金善敬の妻であり、李煇の娘である星州李氏は、秀吉の軍を避け娘を連れ避難する中、襲いかかる秀吉の軍に抵抗するが、あえなく捕われてしまう。賊軍の兵士達は李氏の手首を掴み、…