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〈朝鮮服飾ものがたり 15〉ノウル

15世紀から、女性が外出する時に、頭から肩までを覆うのに使われた。 紗(薄絹)がよく使われたが、厚い絹で作る場合は目の部分だけに紗を使った。 黒は高い身分を、青は低い身分を表した。 (出展「李朝服飾図…

〈続・朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち 12〉女将軍・金命時

金命時は祖国を取り戻すため21年間戦い続けた女性革命闘士である。 彼女は、慶尚南道馬山の出身。2男2女の4人兄弟で、上から2番目の長女。早く父を亡くし、母1人の手で育てられた。 母は民族意識の強い人で…

〈みんなの健康Q&A〉社会不安障害/SAD(上):症状と原因

Q:最近、テレビや雑誌などで「SAD」ということばをよく目にしますが。 A:SADとは、社会不安障害という心療内科、精神科で扱う病気のことをいいます。「対人恐怖症、赤面症、あがり症」など、いろいろな呼…

〈朝鮮服飾ものがたり 14〉ソチャンオク

「チャンオク」とも言う。 チュンチマクの下に着る服で、チュンチマクを着られない常民と身分の低い者たちが、このソチャンオクを上着として着た。 外出する時や礼節を取りそろえる時にも着た。 (出展「李朝服飾…

〈人物で見る朝鮮科学史 15〉渡来人とキトラ古墳(上)

「文明開化」という言葉がある。普通は鎖国政策をとっていた日本が開国後、科学技術を中心とする西洋文物を積極的に取り入れ社会を進歩させた出来事と理解されている。しかし、時代を限定させなければ、その言葉が意…

〈朝鮮と日本の詩人 15〉蔵原伸二郎

冬の山道なり。 残照明るきところ、 三人の朝鮮人立ちいたり。 彼らの頭上に白い雲が輝き、 背高き一人はアメリカ煙草を吹かし、 一人は苦き顔して論議し、 肥えたる他の一人は黙然たり。 この寂寥なる風物の…

〈徐千夏先生の保健だより 8月〉夏にかかりやすい子どもの病気

子どもが大好きな季節になりました。しかしこれだけ暑いとどうしても夏バテやいろんな病気が気になりますね。そこで夏にはやりやすい病気の特集をしてみました。 同じ発熱でも体中をよく観察することでいち早く発見…

〈開城・世界遺産登録へ-その歴史遺跡を訪ねて 6〉崧陽書院

鄭夢周ゆかりの遺跡 崧陽書院は、開城市の中心部に位置する子男山を背にして、南に位置する善竹洞に所在している。近くには、高麗末期の著名な学者であり政治家であった鄭夢周ゆかりの遺跡である表忠碑や善竹橋があ…