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〈若きアーティストたち 43〉絵本作家・崔玉貴さん

緑のきれいな山で暮らす、うさぎちゃん、ねこちゃん、いぬくん、ひよこちゃん。山にたった一つしかない「虹の花」をみんなで大切に育てようと順番に花に水をあげることにする。しかし、「みんながあげているから大丈…

〈朝鮮と日本の詩人 20〉壷井繁治

プロレタリア詩人・壷井繁治の作品に、「十五円五十銭」(全14連200行)と題する詩がある。 関東大震災のパニック時に、日本兵が道行く人たち誰彼なしに「ジュウゴエンゴジッセン」といわせ、濁音のできない朝…

〈朝鮮名峰への旅 22〉豊穣な秋の味覚生む白頭山 トゥルチュク酒やコケモモ、ジゴボウ

10月にはいると白頭山では、早くも雪が降りはじめる。紅葉は山頂から山麗へと駆け足で下りはじめる。 この季節、山ではキノコ類を最も楽しめるときである。アカマツは生えていないので、マツタケにはお目にかかれ…

〈徐千夏先生の保健だより 10月〉過換気症候群をご存知ですか

過換気(過呼吸)症候群とは? 一時的な心身反応ですから、脳や身体への影響はありません。 若い女性に多い病気で、息があらくなり(息の荒さに自分で気づかない場合もある)、両手の指先や口の周りのしびれ、呼吸…

〈朝鮮服飾ものがたり 18〉喪服

喪中の葬祭が着る服。 一般的には、太い麻布で作り、縫製をきれいにしない。 腰にはチマを巻き、祭服を着たうえに麻の縄を結んだ。 頭には頭巾と屈巾をかぶり、麻で結った輪を乗せた。 手に持った杖は、葬祭が葬…

〈若きアーティストたち 42〉パーソナリティー・韓春日さん

「自分の声が求められるところならどこへでも行きます」 淀みのない澄んだ声。しかし細いとか甲高いというような風ではない。落ち着きがあり、まっすぐ芯が通っている。 現在、毎週水曜の午後12時から2時までの…

〈続・朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち 14〉朝鮮女子義勇軍・朴次貞

朴次貞は、「民族解放こそ女性解放」を信念に朝鮮女子義勇軍を組織し、日本軍と戦うなか崑崙山の戦闘で負傷し散った独立運動家である。 次貞は国を奪われた1910年、慶尚南道東莢で生まれた。父は日本の植民地支…

〈開城・世界遺産登録へ-その歴史遺跡を訪ねて 8〉大興山城と朴淵瀑布

開城城の羅城を見学できなかった場合でも、ぜひ、大興山城を訪ねることをお勧めしたい。大興山城は、開城市の朴淵里に位置している。開城市を外敵から守ってきた壮大な大興山城。 開城市の羅城と結びついている大興…