
〈朝鮮と日本の詩人 25〉茨木のり子
2007年02月28日 00:00
韓国の老人は いまだに 便所へ行くとき やおら腰をあげて 〈総督府へ行ってくる〉 と言うひとがいるそうな 朝鮮総督府からの呼び出し状がくれば 行かずにすまされなかった時代 やむにやまれぬ事情 それは排…

〈みんなの健康Q&A〉在宅医療と感染症-気をつけること
2007年02月22日 00:00
Q:高齢化社会が進むのと並行して身体的障害があっても自宅あるいは施設で療養という人が増えています。 A:医療水準が向上したおかげで、重い脳卒中や心臓病になっても救命されるのはいいのですが、そのまま慢性…

〈朝鮮服飾ものがたり 24〉セットゥンコリ
2007年02月22日 00:00
「セットゥン(色燈)」は赤、黄、青およびそのほかの色の灯りをさす。 「セットゥンコリ」は別名「パクチィ(コウモリ)チョゴリ」とも言い、女児に着せた。チョバウィという防寒用の帽子をかぶり、タンヘ(唐鞋)…

〈朝鮮と日本の詩人 24〉槙村浩
2007年02月08日 00:00
おお三月一日! 民族の血潮が胸を搏つおれたちのどのひとりが 一九一九年三月一日を忘れようぞ! その日「大韓民族万歳!」の声は全土をゆるがし 踏み躙られた日章旗に代えて 母国の旗は家々の戸ごとに翻った …

〈遺骨は叫ぶ 1〉発盛精錬所・朝鮮人労働者に血の制裁
2007年02月06日 00:00
東海に消えた「アイゴー、アイゴーの声」 「ここにもある。あっ、こっちにもある。」 十数人の報道関係者が騒ぎ出したのは、2006年12月8日の午後だった。場所は、秋田県山本郡八峰町八森の高台に広がる原野…

〈続・朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち 17〉舞踊家・崔承喜(上)
2007年02月03日 00:00
崔承喜は、朝鮮の伝統舞踊を独創的にアレンジし、現代朝鮮民族舞踊発展の基礎作りに寄与した女性である。 1911年、彼女はソウルの裕福な両班の家庭に、4人きょうだいの末っ子として生まれた。聡明で勝気な性格…

〈みんなの健康Q&A〉アルコール依存症(下):対処法
2007年02月01日 00:00
Q:アルコール依存症の怖さはまだほかにもあるのですか? A:いくつかあります。梅酒作りで青い梅の実を焼酎に漬けると、実は次第にシワシワに縮んできます。つまりそれと同じことがわれわれの脳でも起こっている…

〈朝鮮服飾ものがたり 23〉トスとポソン
2007年02月01日 00:00
吐首と足袋は身分にかかわらず老若男女が使った。 吐首は手首を現わさないためにはめる物で、季節によって春秋には「キョプトス(重吐首)」「ヌビトス」をはめ、冬には「ソム(綿)トス」「トル(毛)トス」をはめ…

