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〈若きアーティストたち 44〉新人陶芸家・許允美さん

朝鮮大学校(東京都小平市)の中庭の裏手にひっそりとたたずむ陶芸室には、目下制作中の許允美さん(26)の作品が所狭しとおかれている。 「散らかってますけど、気になさらないで。ここの方がモチベーションが上…

〈朝鮮名峰への旅 24〉ブリザードが吹きすさぶ中、静かに太陽が昇ってきた

待つこと1週間、ようやく風雪がやんだ。枕峰ホテルから、三池淵の飛行場へと向かう。今日こそ念願の空撮ができそうだ。 これまで白頭山をめぐって、あらゆる角度からカメラを覗いてみたが、いまひとつ物足りなかっ…

〈徐千夏先生の保健だより 2月〉いじめについて考えよう

最近、日本社会でいじめによる悲しい事件が増えています。ここで、いじめとは何か?について考えるヒントを探してください。 いじめの定義 「同一集団内の相互作用過程において優位にたつ一方が、意識的に、あるい…

〈朝鮮と日本の詩人 25〉茨木のり子

韓国の老人は いまだに 便所へ行くとき やおら腰をあげて 〈総督府へ行ってくる〉 と言うひとがいるそうな 朝鮮総督府からの呼び出し状がくれば 行かずにすまされなかった時代 やむにやまれぬ事情 それは排…

〈朝鮮通信使来聘400年 2〉江戸日本、最大の歓迎体制

100万人が人垣を作って見物 1607年、家康の要請を受け入れて第1次通信使が派遣された。主な任務は国書を交わすことで、両国の信を通い合わせることであった。なお1次から3次までは連行された朝鮮人を連れ…

〈人物で見る朝鮮科学史 24〉新羅の科学文化(番外編)

慶州最高の教育の場 2002年11月、筆者は全北大・金根培教授の案内で新羅の古都慶州を訪れたことがある。釜山大で開催された韓国科学史学会で「科学史における近世」という題で招待講演を行った翌日のことであ…

〈みんなの健康Q&A〉在宅医療と感染症-気をつけること

Q:高齢化社会が進むのと並行して身体的障害があっても自宅あるいは施設で療養という人が増えています。 A:医療水準が向上したおかげで、重い脳卒中や心臓病になっても救命されるのはいいのですが、そのまま慢性…

〈朝鮮服飾ものがたり 24〉セットゥンコリ

「セットゥン(色燈)」は赤、黄、青およびそのほかの色の灯りをさす。 「セットゥンコリ」は別名「パクチィ(コウモリ)チョゴリ」とも言い、女児に着せた。チョバウィという防寒用の帽子をかぶり、タンヘ(唐鞋)…