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〈人物で見る朝鮮科学史 13〉武寧王とその時代(中)

京都・広隆寺の弥勒菩薩像は、日本の国宝彫刻第1号として知られている。その優雅な姿で人々を魅了する木造仏像であるが、朝鮮から渡来したともいわれている。実際、百済および新羅の「金銅弥勒半跏思惟像」と非常に…

〈若きアーティストたち 38〉新人作家・趙奈美さん

「作家としてはまだまだひよっ子」と、趙奈美さん(27)ははにかむような表情を浮かべる。彼女の短編小説「ウリマル(私たちの言葉)の時間」は、昨年、総聯結成50周年記念文学および歌謡作品コンテスト(主催=…

〈みんなの健康Q&A〉アルコールと健康(下):疾患とのつき合い方

Q:酒が過ぎると尿酸値が高くなって、痛風になりやすいというのはよく知られていますね。 A:アルコールは生体内での尿酸生産を増加させ、かつ尿酸排泄を低下させるため、血中尿酸値を上昇させます。 Q:尿酸の…

〈朝鮮と日本の詩人 12〉斉藤茂吉

斉藤茂吉(1882~1953)は、アララギ派の領袖伊藤左千夫に師事して歌人の道を歩んで、明治末の歌壇の転換期に自我解放を謳歌する奔放な歌風を創造した。1913年に刊行された処女歌集「赤光」は近代精神と…

〈続・朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち 10〉労働運動家・姜周龍

姜周龍は、女性労働者の待遇改善を求めるスト団のリーダーとして平壌、乙密台の屋上で9時間以上の篭城ストを敢行した労働運動家である。 生まれたのは平安北道の江界。しかし朝鮮に対する日本の植民地化が始まり父…

〈みんなの健康Q&A〉アルコールと健康(中):関連疾患

Q:酒の席ですぐに顔が赤くなる人がいますが、酒に弱いということですか。 A:飲用アルコールであるエタノールが代謝されて生成されるアセトアルデヒドは生体に対する毒性が強く、悪酔いや二日酔い症状をもたらす…

〈朝鮮服飾ものがたり 10〉ペレンイ、チョリプ、カク、カクモ

上から順に、「ペレンイ」は竹を編んで作った帽子で、身分が低い者と葬祭で使った。 「チョリプ(草笠)」は草を編んで作った黄色い「カク」。少年や別監などが使った。「カク」は馬のたてがみや尻尾の毛、細い竹で…

〈みんなの健康Q&A〉アルコールと健康(上):酔いのメカニズム

Q:そろそろ暑くなってきて、ビールが恋しい季節ですね。近頃は発泡酒だの第3のビールだの、そっちのほうが売れてるとか。 A:酒はあるときは「百薬の長」と呼ばれ、またあるときは「万病の元」の汚名を着せられ…