
〈同胞美術案内 3〉表世鐘/重みある幼児の存在に焦点あてる
2007年07月04日 00:00
誇らしげに綴った「朝鮮」の文字 どこからともなく集まってきた3人の男の子が描かれている。中央の男の子は、力強く背伸びをし、振り上げた右手で壁に文字を書いている。画面左下の男の子はこちらを向いて座り、左…

〈遥かなる高麗への旅・朝鮮史上初の統一国家 5〉恭愍王/反元・改革の先頭に立つ高麗の自主性回復に尽力
2007年07月02日 00:00

〈人物で見る朝鮮科学史 34〉高麗の科学文化(7)
2007年06月29日 00:00

〈朝鮮通信使来聘400年 7〉倭館と出島
2007年06月29日 00:00
外国との貿易の2大拠点 清・朝鮮・日本は、海外貿易を政府が独占し、許可のない海外交流を禁じた。解禁時代である。国を閉ざしたわけではないので「鎖国時代」と呼ぶことは正しくない。 かえって江戸時代の方が、…

〈遥かなる高麗への旅・朝鮮史上初の統一国家 4〉成均館(高麗博物館)/儒教の最高教育機関、新進官僚を多数輩出
2007年06月29日 00:00
千年の歴史、世界最古の大学 開城を代表する古い建物は成均館である。成均館は高麗11代文宗(1046~1083)が別宮に建てたものだが、1089年に最高儒教教育機関である「国子監」(大学に相当)がこの場…

〈朝鮮服飾ものがたり 31〉チュモニ
2007年06月27日 00:00
一般の人たちの要飾品のひとつで、男女共に身につけた。形により、トゥルチュモニ、キィチュモニ、黄嚢、宮嚢などがある。トゥルチュモニは円く、口には左右両方から2本のひもを通し、それを絞って開閉した。黄嚢は…

〈朝鮮名峰への旅 26〉天池に流れ込む唯一の小川・玉将泉、湖を囲む山々にはキバナシャクナゲの大群落
2007年06月27日 00:00
6月から7月にかけては、白頭山が一番輝く時である。高山植物が山麓から山頂へと咲き競い、お花畑をひらひらとチョウが舞う。 そんな一日、白頭山を研究している人たちの好意で、天池にゴムボートを浮かべてもらう…

〈この人、この一冊 2〉「靖国問題Q&A-『特攻記念館』で涙を流すだけでよいのでしょうか」/内田雅敏さん
2007年06月25日 00:00
独りよがりの歴史認識を照射 日弁連人権擁護委員会委員などを務める傍ら、花岡事件、香港軍票問題の戦後補償請求裁判、自衛隊イラク派兵違憲裁判、立川防衛庁宿舎イラク反戦ビラ入れ事件などに取り組む。その合間を…

〈遥かなる高麗への旅・朝鮮史上初の統一国家 3〉大覚国師・義天/海東天文宗を創始、一大隆盛期に
2007年06月25日 00:00
仏教を基層に精神生活、豊潤な高麗文化花開く 太祖王建は、子孫に統治理念と方向をしめした「訓要十条」の最初の項目に「我々の国家大業は必ず諸仏のご加護によるもの」であるとし、仏教を国家的宗教として位置づけ…

〈人物で見る朝鮮科学史 33〉高麗の科学文化(6)
2007年06月23日 00:00
綿の栽培で功績挙げた文益漸 14世紀まで朝鮮の衣服の主流は麻であったが、保温性の優れた綿によって衣服革命をもたらした人、それが文益漸である。1329年に貧しい両班の家に生まれた文益漸は、農業に従事して…