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〈朝鮮名峰への旅 26〉天池に流れ込む唯一の小川・玉将泉、湖を囲む山々にはキバナシャクナゲの大群落

6月から7月にかけては、白頭山が一番輝く時である。高山植物が山麓から山頂へと咲き競い、お花畑をひらひらとチョウが舞う。 そんな一日、白頭山を研究している人たちの好意で、天池にゴムボートを浮かべてもらう…

〈人物で見る朝鮮科学史 33〉高麗の科学文化(6)

綿の栽培で功績挙げた文益漸 14世紀まで朝鮮の衣服の主流は麻であったが、保温性の優れた綿によって衣服革命をもたらした人、それが文益漸である。1329年に貧しい両班の家に生まれた文益漸は、農業に従事して…

〈遥かなる高麗への旅・朝鮮史上初の統一国家 2〉太祖・王建/朝鮮の戦国、後三国時代を制す

高句麗を継承、渤海遺民を受容 918年6月15日、太祖王建は鉄原(江原道・38度線の南)弓裔の故宮・布政殿で王位に付き高句麗を継承する意味で国号を「高麗」とし、年号を「天授」と定めた。 新羅は29代武…

〈みんなの健康Q&A〉パニック障害(下):治療法

Q:前回、パニック障害の大筋について説明してもらいました。今回は、その治療について聞きたいと思います。 A:幸いパニック発作は薬物療法が効果的で、症状を比較的よくコントロールすることができます。最近で…

〈朝鮮と日本の詩人 31〉港敦子

朝鮮は、キレイナ絵本のなか、 外の国、ソトノクニ、だった 我が幼き時代、  

〈若きアーティストたち 48〉画家・韓繍香さん

昨年末、はじめての著書「花水彩手習い帖」(エムディエヌコーポレーション、定価=1,575円)を出版した。 アネモネ、ひまわり、コスモス、シクラメン…。四季折々の16種類の花の絵を通して、水彩の基礎テク…

〈この人、この一冊 1〉「現代日本の歴史認識-その自覚せざる欠落を問う」/中塚明さん

日本の「常識」は、世界に通用しない 最新刊「現代日本の歴史認識-その自覚せざる欠落を問う」が、各界の反響を巻き起こしている。きな臭い時代、政治もメディアも改憲への歯止めのない坂を転げ落ちていく様相を呈…

〈人物で見る朝鮮科学史 32〉高麗の科学文化(5)

世界でもっとも美しい高麗青磁 東京・南青山は都心の一等地として知られているが、その一角に有名な根津美術館がある。根津美術館は東洋古美術品を幅広く所蔵しているが、なかでも「青磁蓮唐草文浄瓶」は高麗青磁の…