
〈朝鮮の風物・その原風景 12〉タルノリ(仮面戯)・その1
2008年07月25日 00:00
奔放無尽の造形、強烈な風刺性 タルノリとよばれる朝鮮の仮面戯は、近隣諸国のそれと比べてみても大変個性的な民俗芸能として知られる。 タルノリの歴史は古代まで遡るといわれるが、資料が乏しく全体像はとらえに…

〈人物で見る朝鮮科学史 63〉中世末期の科学文化(2)
2008年07月25日 00:00

〈続・遥かなる高麗への旅・朝鮮史上初の統一国家 3〉「二君に仕えず」、李成桂 拒絶した忠臣たち
2008年07月23日 00:00

〈朝鮮服飾ものがたり 75〉芙蓉冠
2008年07月23日 00:00
舞童がかぶった冠帽で、公演時の物と、会礼宴(朝鮮朝時代、正月や12月に文官・武官が一堂に会して行われた宴会)時の物とは違うものが使われた。 (出展「李朝服飾図鑑」=朝鮮文学芸術総同盟出版社、1962年…

〈遺骨は叫ぶ 16〉北海道・倶知安鉱山・反抗すると「特別訓練所」で虐待
2008年07月22日 00:00
吹雪いた朝は部屋の中にも雨や雪 太平洋戦争を支えた日本国内の有力な鉱山の労働者が、日本人よりも朝鮮人連行者の方が多かった所がある。褐鉄鉱の山として知られていた、北海道の倶知安鉱山(虻田郡京極町)もその…

〈朝大・朝鮮自然博物館 3〉鉱物・世界一のマグネサイト埋蔵量
2008年07月16日 00:00
鉱物資源の有効利用考える 幅広い世代の支持を得て文字通り日本アニメ界の主として君臨する某アニメスタジオが、1980年代半ばに作成した冒険物のアニメ映画に夢中である(もちろん息子たちが)。 そこに登場す…

〈朝鮮服飾ものがたり 74〉處容紗帽、トンリョン花冠
2008年07月16日 00:00
處容紗帽(チョヨンサモ)は、處容舞を舞うときに處容仮面とともに使った。竹を組んで形を作った後、紙を貼って方位に合わせた色の花を描いた。帽子の上には牡丹の花と、桃の枝についた赤い桃を装飾した。 トンリョ…

〈朝鮮と日本の詩人 61〉信夫澄子
2008年07月14日 00:00
君ら一筋に自由な祖国へ 祖国朝鮮へ帰る その姿 〈見送りにきました〉 知る顔なけれど きみらの親を仲間を虐殺した この国に 別れを惜しむことがあろうか 平壤駅の柵ひえびえと ありし日の 日本軍隊の威嚇…

〈朝鮮服飾ものがたり 73〉處容衣
2008年07月09日 00:00
舞台服飾のひとつで、處容舞を舞うときに着た。 この衣装は、東西南北および中央の五方色を象徴してシルクで作られた。 前身ごろの裾は短く、後ろは長い。襟は丸くて広い。胸元は四角く、長く作られた。 前身ごろ…

〈朝鮮史から民族を考える 22〉植民地期の朝鮮人史学者たち(下)
2008年07月07日 00:00
学問の現実認識・参与の大切さ 震檀学会と朝鮮学運動 震檀学会は歴史学・民俗学・言語学・国文学など広い研究分野を対象にした朝鮮人の学術団体である。李丙燾を中心とする「実証史学」系の人々が主流を占め、「民…