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〈朝鮮と日本の詩人 101〉井上俊夫

「従軍慰安婦だったあなたに」 ああ、あなた方の手厳しい告発、あなた方の怨嗟に満ちた声は、純白のチマ・チョゴリに包まれた、老いた肉体の奥深い所から発せられていることは、もはや疑うべくもない。 私たち元・…

〈遺骨は叫ぶ 28〉山形・永松鉱山

騙して連行、強制貯金の名で未払い 山菜採りで空腹しのいだ労働者たち 山形県の大蔵村から寒河江市に通じ国道458号は、いまでも冬期間の約7カ月間は交通が閉鎖になる。丈余の雪に覆われるからだ。海抜が870…

〈朝鮮と日本の詩人 100〉柾木恭介

ナパーム弾で焼野原 五月の空に戻ってきた 歌声を飾ろうと 花園を訪ねたあなたを 棍棒で追い出し 植民地支配の武器として名高い スミス・ウィルソン式1917年型拳銃のごつい弾を浴びせたのはだれか &nb…

〈民族楽器のルーツをたどる・ウリナラの楽器 14〉素材や分類

朝鮮で生まれた「郷部」の楽器 昨年2月にスタートした本連載がいよいよ最終回を迎えることになった。1年半に及ぶ期間、愛読してくださった読者の方々に深く感謝する。 最終回では、民族楽器の素材や分類をまとめ…

〈若きアーティストたち 66〉映画作家・朴美和さん

昨年、西東京市民映画祭2008の自主制作映画コンペティションで、朴さんが監督した短編映画「東京アリラン」が最優秀作品賞を受賞した。 日本学校に通う在日コリアン3世の女子高生が、祖母の死を前に自身のアイ…

〈朝鮮と日本の詩人 99〉山田今次

白いチョゴリの少女 ぼくは外套をきたまま肩をすぼめていた。 ちいさな舞台。 少女たちは きちんとちぢまって ならんでいた。 ライトは ぼんやりと まだ位置がきまらない。 白いチョゴリの少女。胸に赤いリ…

〈朝鮮の風物・その原風景 22〉渡し場

ゆったり、支えあった頃 金弘道の「渡し舟」は、市場にむかう人々の姿を個性豊かに描いた風俗画だが、ここには狭い川舟に馬や牛、老若男女の庶民、両班がひしめき合って乗り込んだ光景がユーモラスに表現されている…

〈みんなの健康Q&A〉産業医とは-役割・仕事

Q:職場における健康管理や環境整備が問われる一方で、過労死や自殺などが社会問題となっています。 A: 近年、急速な技術革新や産業構造の変容がみられ、経済情勢と労働環境の悪化のなか労働者の就労状況はより…