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〈ハングルの旅 9〉時調はどのように書かれたか?

鄭夢周の肖像画 時調とは初章・中章・終章の三章六句からなり、各句は3.4もしくは4.4の音節を持つ、総数45程度の文字から構成される定型詩歌を言う。時調の起源についてはいくつかの説があるが、高麗歌謡変…

〈歴史×状況×言葉 20〉金史良(下)/虚妄の「光」求める「在日」知識人映し出し

佐藤春夫は「光の中に」について「私小説のうちに民族の悲痛な運命を存分に織り込んだ」とし、芥川賞候補になったことに「何やら非常に愉快で幸福に似たような気持でさえあった」と述べた。しかし金史良自身は、「母…

〈朝鮮仏教と私たち 18〉後期新羅の名僧・義湘(上)

1300年語り伝えられる浮石説話 元暁と別れた義湘はその後海路で唐に向かった(661年、37歳)。

〈若きアーティストたち 82〉シンガーソングライター・李綾香さん

等身大の音楽、ステージでの一体感 〝心豊かな「人生のBGM」を〟 4歳からピアノを始めたが、決められた楽譜通り弾くのが苦手だった李さん。しかし、幼いころから絶対音感の持ち主だった李さんにとって、思い浮…

〈朝鮮仏教と私たち 17〉後期新羅の名僧・元暁(下)

元暁和尚は独自に研究を重ね経・律・論の三蔵と大乗・小乗すべての経典に通暁し、仏教を総合的に体系化した独自の「和諍思想」を創りあげ朝鮮仏教の土台を築いた。元暁の著述は質・量ともに超人的で100余部、24…

〈朝鮮仏教と私たち 16〉後期新羅の名僧・元暁(上)

民族史上最高の仏教思想家 元暁(617~686)は、仏教が朝鮮に伝来した後に現れた民族史上最高の仏教思想家であり、大著述家である。二度にわたって入唐を試み仏教を学ぼうとしたが、その志をひるがえした逸話…

〈ハングルの旅 8〉順序と名称を定めたのは誰か?

崔世珍と訓蒙字會 今日のハングルの順序と字母の名前を定めたのは誰か。それは朝鮮王朝時代の中国語学者、言語学者であった訳官崔世珍(1473?-1542)である。彼が、1527年の著「訓蒙字會」の中で定め…

〈朝鮮民族の美 11〉青磁象嵌 雲鶴丸文瓶(13世紀)

中国の青磁が均衝のとれた典雅な美しさを誇るとすれば、高麗の特色として誇ることができるのは、釉色の美しさと、細工の精妙さとともに、中国の陶磁器に見られない「象嵌青磁」の発明と完成である。 それでは象嵌青…