
〈朝鮮仏教と私たち 7〉新羅の仏教(1)
2011年07月11日 09:57
異次鈍の殉教後、仏教の公認へ 新羅は古朝鮮の遺民たちが南下してつくった辰韓12小国の一つ斯盧国(慶州地方)をもとに成立した。朝鮮半島の東南端に位置して王権の確立と国家の統一が遅れ、新羅が高句麗・百済に…

〈朝鮮仏教と私たち 5〉百済の仏教(2)
2011年06月27日 11:40
律典を完成させた謙益法師 中国の史書にも百済には僧と寺院・塔が多いが道教の人はいないと記されたほど(僧尼寺塔甚多而無道士「周書」19巻列伝41)、百済では仏教が盛んであった。

〈若きアーティストたち 80〉映像作家・林綾美さん
2011年06月20日 09:57
「真実を語りかけたい」制作者として幅広い表現力を 以前から映像を撮るのが好きで、旅行に行くたびビデオを回していた。ドキュメンタリー映画など、世界のあらゆる映像をテレビや映画などで観るのが好きだった。中…

〈朝鮮仏教と私たち 4〉百済の仏教(1)
2011年06月20日 09:52
「仏教を信じて福を求めよ」 百済の建国神話では高句麗・朱蒙の子温祚が兄の沸流と共に馬韓の地・漢江流域の慰礼城(今のソウル北漢山付近)に百済を興したとされる。しかし、楽浪郡を制して南下してくる高句麗の圧…

〈朝鮮民族の美 3〉青華白磁 梅花紋瓶
2011年06月17日 13:34
18世紀になると瓶の胴の球体はそのままにして、首の部分が長く上に伸びる、もっぱら酒を入れるための瓶が姿を現すようになる。

〈ハングルの旅 5〉隠された世宗の「野望」
2011年06月10日 11:57
事大主義と権威主義の打破 前回、ハングル創製の意図は民に対する世宗の施しであったということについて述べた。今回はその裏に隠された世宗の真の狙い、その大いなる「野望」について考えてみることにしよう。

〈朝鮮民族の美 2〉青華白磁 梅鳥竹紋壺
2011年06月10日 09:27
白磁の器の用途は多様である。まず祭祀や宴会などの禮式に使われる器は、形が端正で純白磁が多く、宮中で宴会に使われる酒器や花器として使われる場合は、藍色の釉薬を使った青華(日本では染付という)や砂鉄の顔料…

〈朝鮮仏教と私たち 3〉高句麗の仏教(2)
2011年06月06日 11:54
高句麗仏教の隆盛は当時つくられた寺院、仏像、古墳壁画などからうかがえる。仏像の銘文には賢劫千仏(多くの賢人が現れて衆生を救うとされる)、弥勒菩薩像(釈迦の予言により56億7千万年後にこの世に現れるとさ…
