
〈朝鮮考古学に捧げた生涯-有光教一先生が遺されたもの(上)〉九州大学名誉教授・西谷正
2013年03月21日 16:20
「朝鮮考古学の祖」 有光教一先生は、1931年に大学を卒業されると、大学院生の身分のまま、24歳で朝鮮古蹟研究会、また、後に、朝鮮総督府の職員として、終戦後の1946年6月に引揚げ帰国されるまでの15…

〈特集・「第九」平壌公演〉和気あいあいの練習風景/舞台裏をスケッチ
2013年03月13日 15:01
今回で2度目となった国立交響楽団と井上道義さんによる公演。その舞台裏には普段知られない朝鮮のアーティストたちの素顔があった。 井上さんと出演者たちとの練習風景は一言で「和気あいあい」。今回出演者たちの…

〈特集・「第九」平壌公演〉初訪朝を遂げた日本市民の感想
2013年03月13日 15:01
〝感動して涙が出そう〟 ベートーベン交響曲第九番の四楽章では、合唱団と4人のソリストが舞台に立った。今回はソプラノとアルトを朝鮮の女性歌手が、テノールとバリトンを日本の男性歌手たちが担当した。ドイツで…

〈特集・「第九」平壌公演〉朝鮮の音楽家らが公演を絶賛
2013年03月13日 15:01
生演奏の迫力を実感 公演を観覧した万寿台芸術団のチョ・ジョンリム指揮者は、「『第九』といえばとてもぼう大で奥深い曲の一つ。まるで絵を描くような指揮者の高い技術に誘われた、素晴らしい公演だったと思う。時…

〈特集・「第九」平壌公演〉井上道義さんに聞く/風通し良くし、相互交流を
2013年03月13日 15:01
レベル高い演奏 今回、ベートーベンの「第九」は、朝鮮では初演だったが前回の公演と同様、とても気持ちよく演奏することができた。 今回、一番引っかかったのは、四楽章で出てくる歌詞がドイツ語だったこと。普段…

朝鮮からの引揚者「平壌第一中学校」同窓生 大澤昭夫さんに聞く
2013年03月12日 12:18
生涯忘れぬ 大同江の夕陽の美しさ 余生を日朝の平和に尽くしたい 日本敗戦直後の混乱で病気や飢えなどにより朝鮮半島北部で亡くなった日本人の遺骨問題で、神奈川県川崎市高津区在住の佐藤知也さん(81)を団長…

ベートーベン「第九」平壌初演、「歓喜の歌」高らかに
2013年03月11日 13:54
スタンディングオベーションやまず 井上道義さんが指揮する国立交響楽団音楽会が8日、人民劇場で行われた。

〈歴史×状況×言葉 30〉中野重治(3)/「友情」「連帯」で覆われた加害の歴史
2013年03月11日 10:55
「彼らが私を、やはり兵隊から歸つて行く一人の日本人として、しかし信用していゝ人間として見てくれたことをその時もよろこび今もよろこんでいる」(傍線筆者)―中野重治は「四人の志願兵」において、敗戦直後、故…