公式アカウント

危うい日本の言論と新しい息吹/詩人・佐川亜紀 

日本は今、危険な幻想に覆われようとしている。憲法を改悪しようとする政治家が多数を占め、平和主義の破壊、歴史の歪曲、排外主義の増長、人権軽視が公然と進んでいる。 日本は経済的に存在感が低下しているが、問…

日本軍最初の皆殺し作戦/「東学農民戦争と日本」著者の1人、井上勝生氏に聞く

猛々しい植民地支配の全貌明らかに 日清戦争は、日本と清国(中国)との戦争だ。それなのに、最大の「戦死者」を出したのは、勝った日本でも、敗れた中国でもなく、朝鮮だった! 交戦国ではない朝鮮が、どうして最…

〈朝鮮歴史人物〉温達と公主(4)

平原王は、とても驚いた。 (では、あの「バカ温達」か?) 満足した王は、温達を大いに評価し、彼に大兄*という高い官位を授けた。 そして肩を張り、こう言った。 「皆の者、よく聴け。この者は余の婿であるぞ…

〈エッセイ〉初級部から寮生活を続けた三姉妹/申英美

小さくても愛に満ちた四国ハッキョ この手紙は、私がずっと大切にしているアボジとオモニからの手紙(別掲)。 家から遠く離れたウリハッキョ―四国朝鮮初中級学校(愛媛県松山市)に通うため、初級部1年生から寮…

〈本の紹介〉検証・朝鮮戦争/白宗元著

朝鮮問題の根本的理解促す ついこの間、朝鮮半島は核戦争一歩手前まで緊張した。朝鮮戦争がいまだ法的に終結せず、停戦状態が60年間も持続しているからである。こんにちの朝鮮半島情勢を根本的に理解したければ、…

〈朝鮮歴史人物〉温達と公主(3)

こうなると、数日後には「バカ温達」は跡形もなく消え、気品のある若者が新たに誕生した。 公主は、馬を買いに市場へ行く温達の腕を引っ張り、言い含めた。 「どうか市場の人の馬を買わないで、国の馬で病気にかか…

開城 世界遺産登録に喜び沸く

東京第一生徒たち 先月、朝鮮の開城がユネスコの世界文化遺産に登録されたニュースを受け、各地の同胞たちが喜びに沸いている。開城は朝鮮の歴史上、初の統一国家・高麗の首都。その民族共通の朗報を本紙6月28日…

〈徐千夏先生の保健だより〉7月/新しいワクチン事情について

最近までハッキョでは水ぼうそうがはやっていました。り患年齢は幼稚班から中学生まで実に様々です。予防接種で防げる病気はたくさんあります。生後数週間からスタートを切るロタウイルスを皮切りにB型肝炎などは母…